第3章 リーザス陥落
第65話 ハイパービルでの再会
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志津香が指差した方にいるのはランス。ある程度、発散できた様子で、今は鼻をほじっている。興味なさそうに。
「ぁ〜……確かになんか不自然だね」
「これは、槍でも降るんじゃないですかねー?」
かなみとトマトは納得していた。が、別に何かがいがあるわけでもないから、そのまま放っておくのだった。
んで、ランスはと言うと。
「(うーむ。なぜだ? 女の子だというのに、全く興味が向かん。それなりに可愛い外見なんだが……)」
そう考えていたのだ。クルックーの方を見て、ボーイッシュ系だ! と一瞬は考えたものの、ハイパー兵器が全く反応しない、と言う事が直ぐにわかった。
「(ふむふむ、オレ様も大人だからな! ガキのよーに所構わず、欲情しなくなった、と言う事だな)」
「がははは! 流石オレ様!」
「……何突然、馬鹿みたいに笑ってんのよ」
突然笑い出したランスを見て、志津香は苦言を言うのだった。
「それで、クルックー。何でここに?」
「ああ。ユーリを探してまして、たまたま此処に」
「……たまたまで、来れる、来る様な場所じゃないと思うが」
ユーリは、相変わらずな感じのクルックーを見てそう思う。
そして、クルックーが合流した事によって、状況が一変するのだった。
〜場所紹介〜
□ ハイパービル
自由都市地帯にある古くからある建造者不明の謎の巨大ビル。
地上201階であり、制御コンピュータはエロヤックALV。度々バグに襲撃されて困っているらしい……。
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