Another106 カイザーの憎しみ
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ールドブイドラモン[ぐっ、こいつ…]
カイザー「どうしたのかな?それで終わりかな?せっかく僕自ら相手をしてやろうとしたのに、これはこれで少し寂しいんだけど?」
ゴールドブイドラモン[調子に乗るなよ!!ブイブレスアローMAX!!]
メカノリモンに向けて放たれる熱線だが、デジモンカイザーは避けようともせず、メカノリモンの掌で受け止めて見せた。
大輔「なっ!?受け止めやがった!!」
カイザー「この程度の技、かわすまでもないね。君達の実力がこの程度なら僕自ら排除すべきだった。君達に保護された役立たず共も後でゆっくり処分してやる」
ゴールドブイドラモン[ぐおっ!!?]
ゴールドブイドラモンの身体をメカノリモンの両腕で掴むと、握り潰さんとする。
ホークモン[外道め!!傷ついたデジモンまで殺そうとする冷血漢め!!]
カイザー「外道?冷血漢?違うね、これは当然の権利だよ。優れた存在に劣った存在が管理されるのは当然のこと、なら僕がどう扱おうが勝手じゃないか。ああ、そうだ。次は始まりの町を支配しようかなあ。あそこなら選別する場所としても…」
ミシッ…
カイザー「ん?な、何!!?」
今度はデジモンカイザーが驚愕する番だった。
今までゴールドブイドラモンがどんなに攻撃をしても大したダメージにならなかったメカノリモンの装甲にゴールドブイドラモンが掴んだ箇所から亀裂が入り始めていたのだ。
ゴールドブイドラモン[八つ当たりでこの世界を荒らすのもいい加減にしろよこのクソガキがああああああっ!!!!]
全身から閃光を迸らせ、メカノリモンを一瞬で破壊するゴールドブイドラモン。
咄嗟に脱出したデジモンカイザーだが、ゴールドブイドラモンは逃しはしない。
ブイモンに退化して、デジモンカイザーを殴り飛ばした。
カイザー「くっ!?下等な存在の分際でこの僕を!!」
ブイモン[何度でも何度でも何度でも殴ってやるよ!!お前が妄想から抜け出すまでな!!]
宣言通り、デジモンカイザーを何度でも殴るブイモン。
自分の生まれ故郷であるデジタルワールドを荒らし、果てには始まりの町まで支配すると言い出した目の前の存在を放置出来るほどブイモンは優しくはない。
ブイモン[何がきっかけでそうなったのか知らないけどな…お前がしようとしていることは絶対に許さない!!]
カイザー「黙れ虫螻が!!」
ブイモンを掴んで投げ飛ばすデジモンカイザー。
投げ飛ばされたブイモンは軽やかに着地した。
カイザー「僕はデジタルワールドの皇帝となる者だ!!僕が認めた者だけが生きる理想郷を創る!!!!」
大輔「ふざけんのも大概にしてくれ。そんな物創って何になるんだ?皇帝ごっこならよそでやれよそで」
深い溜め息
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