30話
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ー保健室ー
「・・・うっ」
「目が覚めましたか」
「私は、負けたのね」
「えー、まあただの不意打ちですし。別に気にしなくて良いですよ」
「にしても泰人。アレはなんなんだ?級に楯無さんが倒れたが」
「気合」
「嘘つけ(つかないで)」
と2人に睨まれた。やっぱり誤魔化せないな。
ふう、と息を吐き説明する。
「あれはな、コレのおかげだ」
と写輪眼を開放し見せる。するとビクン!と2人は身を震わせたがすぐ収まって、
「それって・・・やっぱり見間違いじゃないだな」
どうやら俺が戦っているところなどで見たらしい。
「けど他言無用で。下手に広まるとややこしいから」
「・・・良いわよ」
「まあ普通にしても負ける気はしなかったっんですけどね」
「むっ」
「多分俺捕まえられませんよ」
「むむむ」
これは本当である。他にも相手の死角に移動し続ける、「柳葉ゆらし」を使い、首を締めてそのままひねりを加え相手を気絶させるコンボを使えば達人でも反応出来ずに倒せるだろう。
「ま、そんなことより行こーぜ」
「「え?」」
「いや、第三アリーナに行くんだろ?
ー第三アリーナー
「ということになりました」
「いやわかんないよ泰人」と、シャル
「そうですわ泰人さん」とセシリア
「・・・・・」そしてラウラ
「まあまあ、純粋に強くさせたいなら、これほど適任な人はいないだろ?」
と補足をすると言うかおれの言い分ももっともなので納得はしないが理解はした、という顔になっていた。
「と、言ってもどうしても私情が入るから、専属コーチは会長さんだけどな」
と言うと「そんなことないよ!」とか、まあいろいろ反論されたが、
「あんまりしつこい人は嫌だよなぁ?一夏?」
「ん?なんでおれなんだ?まあ、好きになるとは言えないなぁ」
とおれが遠回しに一夏の好きな性格を聞くと、シャルたちもこれ以上は何も言わなかった。
「よし。じゃあ後は会長よろ〜」
「え??あなたは??」
「おれ?おれは特に教えれることなんて戦い方位だから。それか的位?」
「いや危ないでしょ」
「いや当たらないですし」
「・・・・それじゃ的の意味ないじゃない!」
「でもかなりの訓練には・・・・うんならないわ」
「はあ、もう良いわ。なら隣に居なさい」
「了解です会長」
「・・・もしかしてからかってる?」
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