放課後のラグナロク
オーディン来日と厄介事×冥界でのイベントと姫島家での宴
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したよな?」
「アレの事か。赤龍帝の力は倍加と譲渡なので、ヴァーリには譲渡の力を授けた事で使えるようになった。白龍皇は半減とそれを自分の力へと糧にするらしいが、今の所は使わないようにしている。半減より倍加するだけで充分だ、俺とヴァーリは加減調整をドライグとアルビオンに任している」
「そうなのか。だからいつもは倍加を使ったとしても、いつも通りの力が発揮するようにしているのか」
「相棒が加減無しで使うと一回だけで、人間から神の領域まで行ってしまうからな」
「私もだ。加減調整を覚えた私は、一回の半減で最上級から下級までランクダウンさせないようにしている」
そう言う事なので今度でいいから、アザゼルの研究所で調査したいと言われたが俺らは微妙な顔をしていた。だがどれ程なもんかは一度調べないと思っていたので、また今度なと言って約束した。
グレモリー眷属が行うイベント会場には保護者としてバラキエルが行ったが、冥界のイベントの主役はいつも通りいないが脇役として参加していたそうだ。握手とサイン会だったが、それはそれは長蛇の列だったと言う。
「そんでバラキエル、グレモリー眷属のイベントはどうだったんだ?」
「それはそれで良い事でしたよ。子供達が沢山いましたし、冥界でやっている特撮番組と聞きました」
「ああアレね。『黒衣の神皇帝』だったか、基本的に黒鐵改となって敵を倒す戦隊ヒーローと聞いている」
「いつも一誠さんがいないのですが、それに関してはどうなんでしょうか?」
「俺は基本的に忙しいから、俺のサインが欲しいなら事前予約をしてもらってから各家に届く仕組みとなっている。だから俺がイベント会場に行く事はないのさ」
そう言いながら俺達は姫島家にお邪魔していたが、朱璃さんお手製の夕食とアーシアが手伝いをしていて作った料理を食べながら日本酒を御猪口で飲んでいた俺とバラキエルだった。主役はヒト型サイズの黒鐵改で、色んな敵と戦うが基本は赤龍帝の鎧となって戦う。負けそうな時になると、黒鐵改を呼ぶ事で呪文と共にヒト型サイズにて色々な技と共に最後は敵を倒すストーリーとなっている。
「始まってすぐに冥界で大人気になったそうですわ。まさか黒鐵様が、特撮ヒーローとして出るのも新鮮だったとね。放送開始されてから、視聴率が五十%越えだとかでとんでもない番組となってしまったようですわ」
「それの所為で『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』とライバルになってしまったと聞いています。この前一誠さんの家にいるソーナさんから聞きましたけどね」
「俺の許可により始まった番組だからな、著作権をある大企業が仕切っているのでな。そこら辺は安心しているし、黒鐵改を召喚する声だけは本人が事前に録音した声でやっているからな」
「なるほど、だか
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