十五話
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イモンが悪だくみしてるの?」
「いいえ。皆さんの質問に答えていただけですよ」
「怪しいわね〜」
エヴリーヌとカーリアンの疑惑の声を聞きながら、パイモンはリウイの傍に来て報告をした。
「袁術に動きがありました、まず劉備の領地を狙い徐州を手に入れ、豫州、揚州、荊州といった南方の国を狙うつもりです」
「北方は月の勢力圏だからな、孫策の動きはどうだ?」
「袁術に大人しく従っています」
「劉備は?]
「徹底抗戦の構えを見せており、軍備を拡大しています」
「双方の兵数は?」
「袁術軍が八万四千、劉備軍が一万七千程かと」
「…劉備の臣下の質を以前聞いたが、孫策の臣下と同じかそれ以上に思えた。袁術の勝ちは動かないだろうが、この戦い長引くかもしれんな」
「それなら、今のうちに益州を手にいれましょう」
「わかりましたお兄様。では早速準備を整えましょう」
「月。今回の遠征だが、我々は一切手を出さない。君がやってみろ」
「…わかりました、私の成長している所を知って貰います」
こうして月は大軍を動かし益州に進軍した。
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