第六幕その一
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第六幕 ペンギンさんとアザラシさん
ペンギンさん達のコーナーに来た先生にです、皆は言いました。
「何かアシカさん達のお話もしたけれど」
「ここでそのペンギンさん達のところに来たね」
「動物園にもいてね」
「水族館にもいるんだね」
「うん、八条動物園にもいるね」
先生も皆にその通りだと答えました。
「ペンギン君達は」
「どの水族館にも動物園にもいるよね」
「そうそう、アシカさんと一緒でね」
「アザラシさんもだけれどね」
「ペンギンさんもそうだよね」
「それだけ人気があるんだよ」
だからだと答えた先生でした。
「どの水族館にも動物園にもいるのはね」
「それでなんだね」
「この水族館にもいるんだ」
「場所は絶対に氷の場所」
「それは決まってるね」
「南極にいるからね」
先生はこのこともお話しました。
「そうなるんだよ」
「うん、ペンギンさんっていったらね」
「やっぱり南極だしね」
「南極は寒い場所」
「だからこうしてね」
見ればペンギンさん達は実際に氷の中にいます。その中のお水のところで泳いだりもしています。とても気持ちよさそうに。
「氷の中にいるんだ」
「夏に氷っていいよね」
「冬は嫌だけれどね」
「夏に見るとかき氷食べたくなるね」
「本当にね」
「かき氷というと」
かき氷と聞いてです、先生はこう言いました。
「日本のお料理だね」
「そうそう、あれもね」
「日本のものだよね」
「苺かけたりしてね」
「シロップをね」
「あれはシンプルだけれど」
それでもと言う先生でした。
「美味しいね」
「夏は特にね」
「暑い中で食べると最高だね」
「何ていうかね」
「アイスクリームと同じだけいいわ」
「あれは日本人が考えた最高の夏の友達の一つだよ」
こうも言った先生でした。
「よくあんなの考えついたよ」
「普通氷をね」
「ああして食べないよね」
「細かくして甘いシロップをかけて食べる」
「凄いアイディアだよ」
動物の皆も言います。
「日本人はそう思ってないかも知れないけれど」
「簡単に出来てね」
「しかも安い」
ただ美味しいだけでなくです。
「尚且よく冷える」
「カロリーもアイスよりずっと低いしね」
何しろ氷にシロップをかけただけです、アイスクリームと比べてカロリーが低いのは当然のことです。
「先生にもいいよね」
「カロリーが低いからね」
「やっぱり先生日本に来てよかったんじゃ」
「夏の甘いものもあるから」
「うん、確かに僕もね」
先生自身もとです、笑顔で述べます。
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