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異界の王女と人狼の騎士
第四十五話
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ばならねーんだ」
 悔しそうに全身を震わす。
 哀れな目で俺を見、絶望と怒りが入り交じった表情を見せた後、悔しそうに顔を歪ませる。
 拳を床にたたきつけたいのだろうけど、彼にはその両腕が無くなっている。
「……なあんてね、ププ」



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