第十六章 ド・オルニエールの安穏
プロローグ 恩讐
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らせ。
朱と黄の槍を広げ持つ騎士は、その瞳を狂気の赤に染め上げ、呪詛に満ちた眼光で対する怨敵を刺し貫く。
女騎士の端正な顔が苦痛を耐えるかのように微かに歪んだ。
空―――穿たれた穴が閉じていく。
地上を照らしていた光が狭まり、細まり、朧げに浮かび上がる光の中―――微動だにせず対峙する二人の騎士。
そして―――光が糸となり、それが切れ―――
「ッ―――オオオオオオォォォォッ―――ランサァアアッ―――!!!」
「oouuuuuuaaaaaaaaaa―――ッ、セイバァアアッ―――!!!」
―――咆哮が轟く。
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