海戦
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ォームみたいな水着を着た黒髪の女の人が着水すると会場の観客たちが一気に湧く。
『出ましたミネルバ!!この大歓声!!』
『剣咬の虎最強の6人が揃ったわけだね』
『ありがとうございます!!』
あの女の人がユキノさんが以前言っていたミネルバさんか。濃い目の化粧をしているからか、なんだか威圧感が他の参加者よりある・・・気がする。
『そして、妖精の尻尾Aからはルーシィ!!』
「あたしも負けられない。1日目の失態、挽回しなきゃ!!」
昨日破れたビキニと同じものを持っていたのか、ピンクの生地に星が散りばめられたビキニに星霊の鍵の入ったショルダーを腰に巻いているルーシィさん。1日目以来の参戦とあって気合い十分だ。
『これはまた華やかな絵になった!!各チーム女性陣が水着で登場!!』
『ありがとうございます!!ありがとうございます!!ありがとうございます!!』
テンションアゲアゲのチャパティさんとラビアンさん。だけど1人忘れてますよ。
「あの・・・俺もいるんスけど。ワイルドに」
そう言ったのは赤いブリーフのような海パンを履いた四つ首の仔犬のロッカーさん。
『チッ、男かよ』
「って、舌打ちかよ!!」
ラビアンさんの豹変した態度に驚くロッカーさん。なんか扱いが可哀想だな。
『ルールは簡単!!水中から出たら負け!!まもなく海戦開始です!!』
参加者たちが互いを見据え、緊張感が高まってくる。
「ルーシィ!!頑張れよ!!」
「ファイトです!!ルーシィさん!!」
ナツさんと俺は自チームのルーシィさんに声援を送る。
「水中ならアクエリアスが使えるからな」
「いけるぞ、この勝負」
「はい!!」
グレイさん、エルザさん、ウェンディがそう言う。ちなみに余談だが今現在誰1人としてチームカラーの服を着ているものがいなかったりする。理由は昨日までの戦いでボロボロになってしまったから。
ナツさんやグレイさん、エルザさんはいつも通りの服を着てるしウェンディは昨日の帰り際に着ていた黄色のノースリーブのシャツと短パン。そして俺は白のパーカーに灰色のチェック柄のズボンを着ている。
というか他のチームはチームカラーの服とか着てなかったし、最初から必要なかったんじゃないのか?本当にマスターの趣味だったんじゃないかと疑問が残る・・・
ゴーン
試合開始を告げる銅鑼が鳴り響く。
『それでは、海戦開始です!!』
それと同時にルーシィさんが動き出す。
「早速だけど、みんなごめんね!!」
そういってルーシィさんが取り出したのはもちろんあの人の鍵。
「開け!!宝瓶宮の扉!!アク
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