【ソードアート・オンライン】編
108 そのスキルは
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うギルド名も相俟ったのか、≪竜姫≫や≪竜使い≫やらと──それはもう色々な竜≠ノ準えられた名前で呼ばれる様になった。
―≪DDD≫に入れてもらえなかったら>氛氓ニ、フリーだった場合の事は考えたくありませんよぉ…―
とはシリカの言。……どうにも、シリカは持て囃されるのは嫌いじゃない──と俺は見るが、限度はあったらしい。
閑話休題。
現在の最前線は、≪血盟騎士団≫との同盟からいくらか層が解放された35層。……単純に考えたら、全体の3分の1以上が踏破されて喜ばしい事なのだが──そんな目下、俺は秘めておかなければならない事≠ノ頭を悩まされていた。
(……口止め料>氛氓サういうことか、茅場さん…)
ある日、スキル欄をスクロールしていると、見覚えの無いスキル≠ェ追加されてた。そのスキルの詳細を見てみると解放条件は不明で、情報屋が流している情報を見ても俺と同じスキルが解放されている≠ニいう情報は、ついぞ見つからなかった。
……俺の頭を悩ましている秘めておかなければならない事=Bそれは、ユニークスキル≠フ発露だった。
そのスキルの名前は“無限槍”。
その性能は強力無比の一言で、無限≠ニな──大仰な名前が付いている通り、性質からして事実上*ウ限に攻撃が上がる=B……しかし、その分デメリットも有るが、そのデメリットも俺からしたら微々たるものだった。
“無限槍”…それはMobに与えたダメージによって攻撃力に青天井に上昇補正が掛けられていく≠ニ云う、空前絶後のエクストラスキルだった。……もちろん、デメリットもある。そのデメリットはソードスキルを使うのが難しくなる≠ニ云うものだった。
・時間経過
・“無限槍”のソードスキルを使う
以上の二点で上昇補正が低下していくのがネックだった。先に述べたソードスキルを使うのが難しくなる≠ニはそう云うことだった。……更にデメリット──もとい、無い物ねだりなのだが、今のところ≠ナはあるが“無限槍”には単発スキルしか無かったので、イマイチ火力不足も否めない。
……それでも双月流≠──付け焼き刃程度とは云え、槍術を扱う事が出来る俺には“無限槍”と云うエクストラスキルは、まるで誂えられた≠ゥの様なスキルだった。
「行くか…」
Mobを相手に虐殺≠終えた後、ギルドホームへ戻るのだった。
SIDE END
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