暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
105 仲間を探そう! その1
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ーは減らず不可視の障壁が出ずに多少のノックバックが起こるだけである。

……それが恐怖心を植え付ける要因になるのだろうが…。

「てめぇ──ぐぇっ!?」

「双月流…“牡丹(ぼたん)”。……だから行かせる訳がないだろう」

もう一人の男が、背負っていた斧を構えながら近寄ってきたので、相手の身中線…鼻∞顎∞(へそ)≠結んだラインに沿って3連続の突撃を浴びせる技──双月流≠フ初歩技である“牡丹”で、もう1人の男同様にノックバックさせてやる。

「……ちくしょう!」

「畜生? それはお前らだろう? 幼気(いたいけ)な少女になにをしようとしていたのか…。……ヘドが出るな」

いつの間にか口調が荒くなっているのに気づく──が、敢えてそのまま通す。……俺は性犯罪者≠ェ、大≠ェ付く程嫌いで、現実世界(あちら)≠ナもそれら≠見つけた場合は、スキルでワニやらゴキブリやらにしか欲情出来ない様にしてやっておいた。……それくらいには嫌いだったりする。

……誠に遺憾ながら、ちょくちょくとそう云う輩≠ヘ出没してくれるのだ。……こちとら出没して欲しくないのに──ドライグを宿している所為なのかだろう、トラブル&女性を引き寄せ易いのもあるのかもしれない。

閑話休題。

……その後は、お話──もとい、O☆HA☆NA☆SHI(物理)しても聞いてくれなかったので(HPバーが減らない事に高を括ったのか)、最もやりたくなかった方法──完全決着モード≠持ち出して、男2人にはお引き取り願った。

さすがにデスゲームと化したこのゲームで、死亡が確定してしまう完全決着モード≠ナ戦ってまで──圏内≠ノ籠っているのに態々(わざわざ)命懸け≠フ戦いをしてまで、ナンパ紛いの恐喝に身を(やつ)す馬鹿では無かった様である。

……それかひょっとしたら、俺が完全決着モード≠定時した時のどこにも焦点が合ってない>氛汞人を人≠ニして見ていない様な目≠ナの、「知ってるか? 決闘(デュエル)じゃもしもの事≠ェ起こってもオレンジマーカーは付かないらしいぜ」──とな科白(セリフ)が怖かったのかもしれない。

また閑話休題。

「……さて、どうしたかねぇ…。……リーファとも離れてしまったし…」

リーファと別れた今、手持ちぶさたとなった事に気付いた。……リーファからメッセージが届いたのはそれから10分が経過した頃だった。

SIDE END
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ