【ソードアート・オンライン】編
105 仲間を探そう! その1
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ーは減らず不可視の障壁が出ずに多少のノックバックが起こるだけである。
……それが恐怖心を植え付ける要因になるのだろうが…。
「てめぇ──ぐぇっ!?」
「双月流…“牡丹”。……だから行かせる訳がないだろう」
もう一人の男が、背負っていた斧を構えながら近寄ってきたので、相手の身中線…鼻∞顎∞臍≠結んだラインに沿って3連続の突撃を浴びせる技──双月流≠フ初歩技である“牡丹”で、もう1人の男同様にノックバックさせてやる。
「……ちくしょう!」
「畜生? それはお前らだろう? 幼気な少女になにをしようとしていたのか…。……ヘドが出るな」
いつの間にか口調が荒くなっているのに気づく──が、敢えてそのまま通す。……俺は性犯罪者≠ェ、大≠ェ付く程嫌いで、現実世界≠ナもそれら≠見つけた場合は、スキルでワニやらゴキブリやらにしか欲情出来ない様にしてやっておいた。……それくらいには嫌いだったりする。
……誠に遺憾ながら、ちょくちょくとそう云う輩≠ヘ出没してくれるのだ。……こちとら出没して欲しくないのに──ドライグを宿している所為なのかだろう、トラブル&女性を引き寄せ易いのもあるのかもしれない。
閑話休題。
……その後は、お話──もとい、O☆HA☆NA☆SHI(物理)しても聞いてくれなかったので(HPバーが減らない事に高を括ったのか)、最もやりたくなかった方法──完全決着モード≠持ち出して、男2人にはお引き取り願った。
さすがにデスゲームと化したこのゲームで、死亡が確定してしまう完全決着モード≠ナ戦ってまで──圏内≠ノ籠っているのに態々命懸け≠フ戦いをしてまで、ナンパ紛いの恐喝に身を窶す馬鹿では無かった様である。
……それかひょっとしたら、俺が完全決着モード≠定時した時のどこにも焦点が合ってない>氛汞人を人≠ニして見ていない様な目≠ナの、「知ってるか? 決闘じゃもしもの事≠ェ起こってもオレンジマーカーは付かないらしいぜ」──とな科白が怖かったのかもしれない。
また閑話休題。
「……さて、どうしたかねぇ…。……リーファとも離れてしまったし…」
リーファと別れた今、手持ちぶさたとなった事に気付いた。……リーファからメッセージが届いたのはそれから10分が経過した頃だった。
SIDE END
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