【ソードアート・オンライン】編
105 仲間を探そう! その1
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閑話休題。
「あ、良いこと考えた。……明日あたりに2人組にでも分かれて【はじまりの町】に居る良さそうな人材≠ナも発掘しない? ……まだまだ【はじまりの町】には良さそうな人材≠ェいっぱい居ると思うんだよね」
ギルドメンバー全員でうんうん、と唸っているとユーノがいきなり挙手をしてそんな事を宣い、「……上の層に行けば行くほど、それなり人数≠ヘ必要になってくるだろうしね」──と締める。
……確かにユーノの言葉は理に敵っている気がしたし──素直に面白いと思った俺は、明日丸々1日を──ここ最近攻略三昧≠セったのもあり、息抜きがてら明日丸々1日を人材発掘≠ノ費やす事に決めた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
明くる日。【はじまりの町】の転移門前広場に集合していた俺達ギルドメンバーは前もって決めていたメンバーと組み、各々に散っていく。……アスナが地味に複雑そうな顔をしていたが、アスナのフォローはユーノがしていた様なので、アスナはユーノに任せておいた。
―……じゃあ、今日はユーノの言っていた通りに人材発掘≠ノ費やすと云うことで。……再集合は…午後の6時で良いか―
転移門前広場で解散した時そう言い含めてあるので再集合については安心している。時間にルーズなヤツは居なくて──むしろ時間に厳しい人間も居るので、そこら辺はあまり心配しなくて済んでいる。
「……さぁ、俺達も行こうかリーファ」
「うん。行こっか」
俺のパートナー(大袈裟な言い方だが)はリーファである。チーム分けはグーパー≠フ3つバージョン──グーチョキパー≠ナ決める事にした。……したのは良かったのだが…
……7回のリトライに次ぐリトライ。そろそろダレ掛けた8回目にチーム分けが出来た。ちなみに他のチームはキリト・アスナ∞ユーノ・エギル>氛氓ニ、何とも言えない様な塩梅となっている。……特に、ユーノ・エギル<yアが何とも言えない。
閑話休題。
「ティーチ兄ぃ、アレ=c」
「アレ≠ヘ…」
リーファと協議した結果、アテも無くぶらぶらと──リーファに声を掛けようとしているヤロー共≠ノ牽制をかけながら歩く事30分。メインストリートから1本外れた様な道を歩いているとリーファが何かに反応した様で──道と道を繋ぐ小さな路地への入り口を指差す。
……目を凝らせば2人の男が、年端のいかない──それこそリーファよりも年下とも思える少女を囲んでいるのが見えた。……更にその男達は少女の退路を両サイドから塞いでいるらしく、少女は退散出来ない様でいた。
「リーファ」
「うん」
正にそれは阿吽の呼吸>氛氓ワたは以心伝心≠セった。リーファに声を掛ければ直ぐ
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