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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
104 これまでの話、これからの話
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ト、ラストアタックボーナス≠チて、そのまんま──最後に攻撃を当てて、トドメを刺した奴に貰えるボーナス≠チて認識で良いんだよな」

「ああ。……あ、ちなみに、そういうアイテムは大抵の場合一点モノ──所謂(いわゆる)ユニークアイテムだよ」

キリトの言葉に、へぇー%凾ニ適当に相槌を打ちながら、今は懐かしくすらある第1層のボス──《イルファング・ザ・コボルド・ロード》からのラストアタックボーナスを、皆に見せびらかす様にオブジェクト化してみる。……黒いコート──《コート・オブ・ミッドナイト》がオブジェクト化される。

「《コート・オブ・ミッドナイト》…。俺の趣味は赤色≠ネんだがな…。……確かキリトって黒い色好きだったよな。ほい、キリト」

「ちょっ──LAボーナスだぞ!?」

《コート・オブ・ミッドナイト》をストレージにしまい、トレードでキリトにアイテムを送ろうするが、キリトは驚いた様な顔で俺を諌める。……どうにも、普通のアイテムなまだしも──レアドロップ品をタダで貰うとなると気を咎めるらしい。

「……じゃあ貸し≠チて事にしておいてくれ」

「……判った」

俺が無料(ロハ)じゃないぞ≠ニ──最早タダ同然、貸し≠ニ云う白紙の小切手を切りながら押し付けると、キリトは漸く受け取る決意をしてくれて──トレード承認の承諾ボタンをおした様で、俺のストレージから《コート・オブ・ミッドナイト》がキリトに移ったのが判った。

「……おお…」

「やっぱりキリトは黒が──と云うよりはグレーとかの落ち着いた色が似合うな」

と、他意無く思った様に褒めてみれば、恥ずかしかったのかキリトは顔を背ける。……ここに居る皆──キリト、リーファ、ユーノ、アスナ、エギルを見ていると、ふと──とある事を℃vい付いた。

「なぁ皆、ちょっと良いか? ……俺さ、ギルドを作れる様になったらギルドを作ろうと思うんだ」

「「「「「……ギルド…?」」」」」

俺の突然の発言にやはりと云うべきか。……俺を除く5人から、異口同音におうむ返しが返ってきた。

SIDE END

SIDE 《Yuhno》

「なぁ皆、ちょっと良いか? ……俺さ、ギルドを作れる様になったらギルドを作ろうと思うんだ」

「「「「「……ギルド…?」」」」」

いきなりのティーチ君からの提案(?)にティーチ君を除いた皆でおうむ返しにしてしまう。……取り敢えずはおうむ返しをしてみたものの、ボクはなんとなく話が見えてきた気がする。……なので、探り探り──ティーチ君が話≠進めやすい様に誘導する。

「……ちょっと待って、ティーチ君。過程≠ェごっそりと抜けてない?」

「……それもそうだな。……俺がしたいのは青
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