暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
決勝!最凶世宇子!!前編
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
っきり叩き潰した。

「ギガントッ!ウォール!!」

グワッシャアアアッ!!

続いて打ち込んだザ・フェニックスも、ポセイドンのギガントウォールに叩き潰され全く通用しなかった。

「これじゃウォーミングアップにもならないな…!」

そうポセイドンが呟いた。

「お、俺達の必殺技が…どれも通用しない…!?」

ドラゴンズウィンドやザ・フェニックス、皇帝ペンギン2号は間違いなく雷門中最強クラスの技のはず…。

それがこうも簡単に阻まれてしまい、俺たちの脳裏に敗北の2文字が段々とちらつき始めていた。

そしていよいよ世宇子も本気での攻撃を開始し始めた。

「ゴールには近づかせないッ!!」  

俺がブロックに入ると、相手はニヤッと笑い、必殺技を放つ。

「ダッシュストーム!!」

(くっ!左目の死角か!)

シュゴオオオオオオ!!

「ぐあああーっ!!」

俺は吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。

「ぐ…!」



染岡もやっと回ってきたボールを懸命にキープし、前線に上がっていく。

「ちっ…!これ以上好き勝手させっかよォッ!!」

「メガクエイクゥゥッ!!」

ゴワッシャアアアッ!!

「がああああーっ!!」

雷門イレブンを襲う世宇子の殺人技の数々。

立て続けにダメージを食らい続けた雷門イレブンは少林寺、マックス、栗松、目金、染岡と負傷者が続出…とうとう控えメンバーさえも底を突き、たった10人で戦うことになってしまった。

「リフレクトバスター!!」

「ゴッドハンド改ッ!!おおおっっ!」

グワシャァァァァン!!

「うあああああ!!」

「ディバインアロー!!」

「爆裂パンチィィッ!!」

ドッゴオオオオオ!!

「ぐぅああーーっ!!」

さらに円堂の必殺技を軽々と弾き返し、次々とゴールに突き刺さる世宇子の必殺シュート。

ひたすらズタズタにされ続けた俺たちは、とうとう誰一人立ち上がることすら出来なくなってしまいまった。

「ぐっ…ぐぐ…!」

「まだ続けるかい?いや、続けるに決まってるね…では質問を変えよう、チームメイトが傷ついていく様子をまだ見たいのかい?」

「「「…う…う…」」」

(…かなわない…世宇子には、俺達のプレーが何一つ通用しない…!いつだって諦めたことなんかない…でも、もうダメなのか…本当に…何も出来ないのか…!)

どれだけボロボロになろうとも、自分一人だけなら円堂は絶対に勝負を捨てたりはしないだろう。しかし今円堂の目の前には、無惨な姿でフィールドに倒れた9人の仲間達がいる。

何よりも大事な仲間達に、これ以上酷な思いをさせることは円堂には耐えられなかった。


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ