暁 〜小説投稿サイト〜
IS〜もしもの世界
29話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
な、なんだ?」


「一応知らないっぽいから教えておくけど、」

「ここの、つまりIS学園の生徒会長って言うことはな」

と言っている間に相手を蹴りで元のロッカーに吹っ飛ばす会長。

「この学園の生徒で一番強いってことだ」


と言った後、俺たちの元へ戻ってくる会長。


「で?これはどういう状況なんですか、会「楯無」・・・楯無さん」


「よろしい。これ?見たとおりだよ。か弱い私は常に危険に晒されているので、騎士の一人もほしいところなの」


と言って俺の前に詰め寄ってくる会長、もとい楯無さん。


「この学園で最強なのに、ですか」

「あら、ばれた」


と言い楽しそうに笑う彼女。


「まあ、簡単に言うと、最強である生徒会長はいつでも襲っていいのさ。そして勝ったのなら、その者が生徒会長になる」


「はあ、無茶苦茶ですね」

「にしても、ここ最近は無かったんどけどなぁ。やっぱりコレは」


と俺から離れ一夏の元に近づく楯無さん。

「君達のせいかな」

「な、なんでですか?」

「まあ、きみ達を学園祭の景品にしちゃったから、きっと一位を取れない部が来たんだろうね〜」


と言い、


「まあせっかくだしさ。一度生徒会に来なよ。特に「キミ」は」


と俺のほうに向いてくる楯無さん。


「行かないっていったら?」

「そうだとしたら、おねーさん寂しいなぁ」

「ー!ったく、なんでこう面倒い人によく絡まれんだ俺は・・・!」


そう返したときに本当に悲しむ楯無さんを見て、なぜだかそのまま「拒否」できなかった。


「分かりましたよ」


「よろしい。素直な枢木泰人くんはおねーさん好きだよ」


「はあ。一夏行くぞ」

「あ、ああ」


すっかり楯無さんに乗せられてしまっていると思いつつ、生徒会室に向かった。

















ー生徒会室前ー






「ただいま」


「お帰りなさい会長」


「あ〜おりむ〜とくるるだ〜」


中には2人いた。眼鏡に三つ編みのよく出来る秘書見たいな、三年生の人と、テーブルにぐで〜っとなっている布仏「のほとけ」さんだった。

一度3センチほど上げたがすぐテーブルにベチャッと伏せてしまった。

「お客様の前よ。しっかりなさい」


「あれ?のほほんさん?眠いの?」


「う・ん。徹夜・・・連日・・・」


「ああ・・・それは辛いな」


「あら、あだ名なんて、仲良いのね」


「俺は知ってるけど一夏がそう言ってるからなんとなく」


「あー、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ