29話
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な、なんだ?」
「一応知らないっぽいから教えておくけど、」
「ここの、つまりIS学園の生徒会長って言うことはな」
と言っている間に相手を蹴りで元のロッカーに吹っ飛ばす会長。
「この学園の生徒で一番強いってことだ」
と言った後、俺たちの元へ戻ってくる会長。
「で?これはどういう状況なんですか、会「楯無」・・・楯無さん」
「よろしい。これ?見たとおりだよ。か弱い私は常に危険に晒されているので、騎士の一人もほしいところなの」
と言って俺の前に詰め寄ってくる会長、もとい楯無さん。
「この学園で最強なのに、ですか」
「あら、ばれた」
と言い楽しそうに笑う彼女。
「まあ、簡単に言うと、最強である生徒会長はいつでも襲っていいのさ。そして勝ったのなら、その者が生徒会長になる」
「はあ、無茶苦茶ですね」
「にしても、ここ最近は無かったんどけどなぁ。やっぱりコレは」
と俺から離れ一夏の元に近づく楯無さん。
「君達のせいかな」
「な、なんでですか?」
「まあ、きみ達を学園祭の景品にしちゃったから、きっと一位を取れない部が来たんだろうね〜」
と言い、
「まあせっかくだしさ。一度生徒会に来なよ。特に「キミ」は」
と俺のほうに向いてくる楯無さん。
「行かないっていったら?」
「そうだとしたら、おねーさん寂しいなぁ」
「ー!ったく、なんでこう面倒い人によく絡まれんだ俺は・・・!」
そう返したときに本当に悲しむ楯無さんを見て、なぜだかそのまま「拒否」できなかった。
「分かりましたよ」
「よろしい。素直な枢木泰人くんはおねーさん好きだよ」
「はあ。一夏行くぞ」
「あ、ああ」
すっかり楯無さんに乗せられてしまっていると思いつつ、生徒会室に向かった。
ー生徒会室前ー
「ただいま」
「お帰りなさい会長」
「あ〜おりむ〜とくるるだ〜」
中には2人いた。眼鏡に三つ編みのよく出来る秘書見たいな、三年生の人と、テーブルにぐで〜っとなっている布仏「のほとけ」さんだった。
一度3センチほど上げたがすぐテーブルにベチャッと伏せてしまった。
「お客様の前よ。しっかりなさい」
「あれ?のほほんさん?眠いの?」
「う・ん。徹夜・・・連日・・・」
「ああ・・・それは辛いな」
「あら、あだ名なんて、仲良いのね」
「俺は知ってるけど一夏がそう言ってるからなんとなく」
「あー、
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