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ぶそうぐらし!
第5話「きゅうめい」
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生は何も悪くありません。」

  と言っても、これは俺の個人論だ。他の人がどう思うかは保証できないがな。

「....そう、かな...。」

「はい。ですから、今は生きる事を、ただそれだけを考えましょう。」

「...そうね...。」

  そう言って佐倉先生は一筋の涙を流した。今まで大人として、この学校の先生として責任感に押し潰されまいと頑張ってきて、少し安心したからだろう。









   ―――まだまだ、俺の...俺たちのサバイバルは続く。













       〜おまけ・その頃の友人〜





「う〜ん....。」

「え〜っと...。」

  持ってきておいた地図と周りを見比べる。

「....うん。迷った。」

  どうやら迷子になったらしい。

「通学路は覚えてるんだけどなぁ...。」

〈ギギギギギ....。〉

「ほりゃ。...少し道を逸れただけでこれかぁ...。」

  もはやゾンビをものともしていないが、一応ゾンビが原因で迷子になったらしい。

「線路が見つかれば駅まで行けるかな。」

「...別に、遼なら何日でも生き残れるだろうし、のんびりでいっか。」

  



   ―――...パンデミック状態だというのに、このマイペース....大丈夫なのだろうか?






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