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緋弾のアリアGS  Genius Scientist
イ・ウー編
燃える銀氷
35弾 敵の名を告げる白い雪
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イ武偵校の教員の中で蘭豹(らんぴょう)とタメを張って危険度ランキング二、三位を争うだけのことはある。

 で、そんなヤバイ奴は尋問科――――その名の通り尋問を主に学ぶ学科の教諭だったりして。更に本人も日本で五本の指に入る尋問のスペシャリストだったりして。

 白雪が無事に帰れるか、激しく心配になってきた。

「まぁ、勉強はどうでもいいんだけどぉー……あー、アレ。変化。そう、変化は気になるんだよねぇー……」

 小学生でも知ってるような単語を一瞬でも忘れかけちゃ駄目だろ。そんな危険な成分マシマシの煙草なんて吸ってるから馬鹿になるんだぞ。売ったの俺だけど。

 だんまりしたままの白雪に呆れたのか、綴はかぶりを振って再度。次は少し具体的な質問――――尋問をした。

「ねぇー、単刀直入に聞くけどさァ。星伽、ひょっとして――――アイツ(・・・)にコンタクトされた?」

 その言葉に白雪は身体をビクンッと震わせ、諦めたように言った。

 今回の事件の黒幕を。俺達の今回の(ターゲット)の名を。

「――――魔剣(デュランダル)、ですか」
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