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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
舞い降りる翼
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を堪えようとしてるも、耐えきれず吹き出した。……殺していいかな?いやそれよりも……。

「「誰が夫婦だ(ですか)!? 」」





ーーー−−





「はい、じゃあ今日はここまで。二人共ちゃんとどうすればいいか考えるようにね〜」

あれからずっとバトルをし、結果は全戦全敗。ぼろ負けだった。……何も言えねえ…。

「ちなみに私も考えた方がいいんでしょうか? 」

「そういえばマヒルさんはビルダー専門だっけ?まあそれでも考えた方がいいと思うよ。ファイターのサポートや助言をすることもあるからね。それに戦えるようになった方がいいし」

「ですよね……」

「まあ精進しろよア、マ、ネ〜」

「あんたに言われるととてもムカつくから、口を開かないでくれる? 」

「そう言うなよアマネ〜? 」

「消えなさい変態犯罪者」

「誰が変態犯罪者だ!? 」

「アッハッハッハッ!! 」

俺がアマネと言い争っていると、ハルカゼがまた笑いだした。

「ハー…。まあともかく頑張ってね」

それだけ言って解散することになり、俺はすぐに帰路についた。





ーーー−−





「いや〜。なかなか面白い子達がいるな〜。あの二人とは別の面白さがあるし、これは楽しくなってきた」

二人が帰った後、部室で一人ゆっくりしながら呟いた。

ピロロロロ ピロロロロ ピッ

「はいもしもし。ハルカゼ トウイ…探偵さ……」

電話が鳴り、すぐに出ていつもの挨拶をかわす。電話の相手からは見事なツッコミが返ってきて、相変わらず元気だな〜っと安心した。

「ん?実は頼みたい事があったね。……うん。ちょっと休みをとってこっちに帰って来れない?……おお…大変そうですね…。え?まあいちば模型店の大会がメインじゃないし、その後でもいっか。んじゃよろしくね〜」

電話を切り、部室のショーケースの所へと向かう。ショーケースの硝子(ガラス)に手を触れると、中にはトロフィーが置かれており、『全日本ガンプラバトル選手権 中高部 優勝 天之川学園 チームトライホープ』と刻まれていた。

「……新しい風が吹くか…」


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