舞い降りる翼
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うこうしていると、店の扉が開き見知った人物が入ってきた。
「あれ?皆一緒でどうしたの? 」
「おおハルカゼ君!久しぶりじゃのう! 」
「お久しぶりですイチヨウさん。時間に余裕が出来たんで挨拶に来てみました」
ハルカゼがじいさんに挨拶をし、俺達に向き直る。
「んで、皆はどうしたの? 」
「私達は生徒会長から言われた条件をクリアするために、早めにエントリーに来たんです。ですが……」
「人数が足りないんだよハルカゼコーチ! 」
ヒメラギがハルカゼの両肩を掴んで訴えると、困ったような顔をして頬をかいている。
「ん〜……と言ってもなぁ〜」
「ならハルカゼさんが代わりに参加してくれませんか? 」
「えっ? 」
「イチヨウさん……と言いましたよね?構いませんか? 」
「ふむ……しかし今大会は先ほども言った通り、艦隊戦の試合……近い内にやるガンプラバトル選手権の予行みたいなものじゃ。だから参加チームは全て各学校のチーム。ハルカゼ君のよしみじゃからわしは構わんが、相手がダメと言ったら人数不足で即刻負けじゃぞ? 」
そんな危険な橋を渡らなければいけないのか。まあ最終的判断はアキザワとアマネに任せるが…。
「そこら辺は大丈夫だと僕は思いますよ。これでも結構挑まれる事はあるので」
「と、ハルカゼ君が言っておるようじゃが、最終的判断はお主達じゃ。どうする? 」
「………やります。イチヨウさん。コーチの名前も書いてください」
「いいのかアマネ?危険な橋だぞ? 」
「元々人数不足で危険な状況だったのよ?なら今のところこれ以外手はないじゃない」
「そういうなら俺は別に構わねえけどな」
「無責任だなカグラよ〜。廃部がかかってんだぜ廃部が?真面目にやってくれよ」
ヒメラギが俺の首に腕を回して言ってきたが、お前一番最初あんなに嫌がってたよな?
ーーー−−
翌日、俺達は大会へと向けて特訓を開始していた。ヒメラギは自分専用のガンプラを作るため創作室に籠り、アキザワは新入部員の勧誘。そして俺とアマネは、今ハルカゼと二対一で戦っていた。
『ほっと』
「げっ! 」
「カグラ君!アブソーブシールドを忘れないで! 」
バスターライフル改でハルカゼのウイングガンダムリベロに向けて攻撃すると、ウイングガンダムリベロはシールドをスライドさせてビームを吸収していった。
『今度はこっちからいくよ。当たれーーーー!! 』
ウイングガンダムリベロからスーパードラグーンが射出され、俺達に向けて攻撃してきた。俺はスザクモードに変形して攻撃をかわすも、アマネの機体……騎士ウイングガンダムゼロはスーパードラグーンの攻撃をかわしきれず右腕と両足、オマケに
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