放課後のラグナロク
対英雄派構成員×戦闘後の感想と猫又について
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「百点だソーナ。パワーバカな奴程、それを考えずに相手の目的までを見ていないんだろうよ。神器所有者が至る事を目的とした戦闘だったし、そろそろ気付くだろう」
そう言っている間に、俺達は考えるのを止めてから遅い夕食を食べていた。グレモリー眷属の戦力は、雷光使い、聖魔剣、デュランダル使い、時間停止吸血鬼、仙術と妖術使いの猫又、優秀な回復要員までいるからな。アイツらは戦う事で禁手に至る事が目的だからな、それに気付かないのであれば雑魚中の雑魚だと思われる。パワーバカの眷属でしか見えないし、経験値稼ぎには持って来いの相手だからな。
「禁手の至り方は様々だが、そう言えば一誠はどうやって至ったんだ?」
「俺?赤龍帝の籠手を使って、アグニと何回も模擬戦してたらいつの間にか至った」
「なるほど、真龍との相手をすれば至るのも当然ですね」
「私やルフェイは剣術使いと魔法使いですから、どういう風に至るかは興味はありますが一人が禁手に至ればそれでいいという考えのようですね。英雄派構成員は」
夕食を食い終わってから、俺らは風呂を浴びるまで時間があるから適当に時間を過ごしていた。俺やヴァーリにシーグヴァイラは学問をしてたり、ソーナは既に終わらせていたので主にルフェイに日本語を勉強させている。今は全メイドの風呂となっているからだ。すると次元の狭間本家から黒歌がこっちに行きたいと言ってきたので、空間を歪ませて手を突っ込むと黒歌が出て来た。
「何の用だ?黒歌」
「まだお風呂入ってない様子だにゃ?せっかく仙術でマッサージしてやろうと思ったのに」
「もう少し待ってくれ、そろそろ全メイド達が風呂から上がっているはずだからな」
「ところで白音は元気にしてたかにゃ?」
「ああ元気にしているよ。最近覚えたのか、気弾を放てるようになっていたがもう少し技を磨けば波導弾を覚えるかもな」
黒歌も最近になってポケモン技を覚えようとしていたから、俺が自ら教え込むようになっていた。最近だとシャドーボールや波導弾を覚えた黒歌だったが、夜では房中術を仕掛けて来るがそれは土日のみだ。平日は基本的に学生生活を送っているからな、それに俺は覇龍無しでも充分強いからな。本来の主人公は、不完全な覇龍化をした結果生命エネルギーが消耗したからだ。
「今覇龍の事を考えてたかにゃ?」
「まあな。だが心配は無い、覇龍を発動する気は無いからな」
「相棒には必要ない機能だ。発動させれば一時的に神をも上回る力を発揮するが、それと引き換えに命を落とすか寿命を著しく縮めるが相棒には不老不死だから命の問題は無い。ヴァーリが仲間になる前は、内に有する膨大な魔力を命の代わりとして使用出来るようだが今だとどうだろうな。黒の駒によって、異常な程にステータスが変化したからな」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ