暁 〜小説投稿サイト〜
その手で引き金を引け!!
第二章 歌川遼
第四話 技の習得
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
謝らなきゃ、謝らなきゃ・・・
と、菊地原が考えているのがよくわかる。
それを先輩に言ったら、何やら妄想が始まりそうだ。
防衛任務中に、菊地原と二人っきりにしてやらねば・・・
しかし、先輩から話しかけた。

「ねぇ、きくっちー」

「え、何?」

「新技を試したいんだけどさいい?」

今なのか。
如月先輩はあまり気にしないな、時と場合を。
そして拒否しない菊地原。

「いや、昔読んでた漫画のパクリなんだが・・・
菊地原、私をバレーボールだと思ってアンダーパスしてね?」

・・・?
どういう意味かと思えば早速実践。
菊地原が如月先輩をアンダーパスで放り投げるだけ。
だけ・・・じゃない。
グラスホッパー使ったような飛び方。

「やっほーい♪」

「これ、意味あるの?」

そのまま落ちてきた如月先輩。
バムスター真っ二つ。

「これならカメレオンしてても飛べるね。いや〜『クレイモア』読んでてよかったー」

「どうせレーダーに映るじゃん・・・」

「でも姿が見えない不安って心理的に凄いよ?
菊地原くんもやる?」

「やんない。」

「・・・・・・」

「やらない」

はぁ・・・素直じゃないな。
こいつ、いつか痛い目見ればいい。

〜〜〜〜

「は、初・・・初給料日!!ヤバイ、金だ!!
ゲーム買いまくれる!!
乙女ゲームとか格闘ゲームとか・・・
ラブプラス・・・」

いきなりピンポイントにゲームソフトの名前をいう私。
お願い、そんな悲しげな目をしないで。
百合も・・・まあアリね。まあ・・・
何を買おうかな、何をたべようかな。

「お、パーフェクトオールラウンダー狙いの・・・名前は・・・えっと」

「如月可憐です。
出水さん、変化弾の上手い使い方教えてください。」

「いきなり!?
それはこっちが暇ならな。槍バカとはランク戦したか?」

「弾バカとランク戦したいです。
うちの歌川もオールラウンダーだから、射撃トリガー習いたいんですよ」

「なら歌川から習えばいいだろ」

ちっ・・・つれないな。
1位に習い、いつかあんたを潰したい・・・
じゃなくて歌川くんよりいい腕だからね。
つらなきゃ・・・

「私の焼肉おごり。メラガイアークラスで焼いた肉で。」

「メラゾーマより火力ひどっ!!
そしてドラクエマニアか!!」

「・・・女におごってもらうとはなかなかだな」

か、風間さん・・・素晴らしいタイミング。
この人、常にカメレオンしてないか。
そう感じるぐらい突然登場。

「風間さーん、出水が射撃トリガー教えてくれなーい!!
変化弾うまく撃てなーい」

「わかったわかった、教えるから!!」


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ