第二章 歌川遼
第四話 技の習得
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謝らなきゃ、謝らなきゃ・・・
と、菊地原が考えているのがよくわかる。
それを先輩に言ったら、何やら妄想が始まりそうだ。
防衛任務中に、菊地原と二人っきりにしてやらねば・・・
しかし、先輩から話しかけた。
「ねぇ、きくっちー」
「え、何?」
「新技を試したいんだけどさいい?」
今なのか。
如月先輩はあまり気にしないな、時と場合を。
そして拒否しない菊地原。
「いや、昔読んでた漫画のパクリなんだが・・・
菊地原、私をバレーボールだと思ってアンダーパスしてね?」
・・・?
どういう意味かと思えば早速実践。
菊地原が如月先輩をアンダーパスで放り投げるだけ。
だけ・・・じゃない。
グラスホッパー使ったような飛び方。
「やっほーい♪」
「これ、意味あるの?」
そのまま落ちてきた如月先輩。
バムスター真っ二つ。
「これならカメレオンしてても飛べるね。いや〜『クレイモア』読んでてよかったー」
「どうせレーダーに映るじゃん・・・」
「でも姿が見えない不安って心理的に凄いよ?
菊地原くんもやる?」
「やんない。」
「・・・・・・」
「やらない」
はぁ・・・素直じゃないな。
こいつ、いつか痛い目見ればいい。
〜〜〜〜
「は、初・・・初給料日!!ヤバイ、金だ!!
ゲーム買いまくれる!!
乙女ゲームとか格闘ゲームとか・・・
ラブプラス・・・」
いきなりピンポイントにゲームソフトの名前をいう私。
お願い、そんな悲しげな目をしないで。
百合も・・・まあアリね。まあ・・・
何を買おうかな、何をたべようかな。
「お、パーフェクトオールラウンダー狙いの・・・名前は・・・えっと」
「如月可憐です。
出水さん、変化弾の上手い使い方教えてください。」
「いきなり!?
それはこっちが暇ならな。槍バカとはランク戦したか?」
「弾バカとランク戦したいです。
うちの歌川もオールラウンダーだから、射撃トリガー習いたいんですよ」
「なら歌川から習えばいいだろ」
ちっ・・・つれないな。
1位に習い、いつかあんたを潰したい・・・
じゃなくて歌川くんよりいい腕だからね。
つらなきゃ・・・
「私の焼肉おごり。メラガイアークラスで焼いた肉で。」
「メラゾーマより火力ひどっ!!
そしてドラクエマニアか!!」
「・・・女におごってもらうとはなかなかだな」
か、風間さん・・・素晴らしいタイミング。
この人、常にカメレオンしてないか。
そう感じるぐらい突然登場。
「風間さーん、出水が射撃トリガー教えてくれなーい!!
変化弾うまく撃てなーい」
「わかったわかった、教えるから!!」
や
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