放課後のラグナロク
地獄の鍛錬
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ったのか、全員動きが鈍くなった。ヴァーリとオーフィスも、いきなり重力が変わったのか落下しそうになったが耐えて飛んで見せた。
「このくらいの重力はどうだ?」
「重力制御を持つ黒鐵改の力なのか、私達も倒れそうになったわ。もう少し上げられるかしら?」
「ふむ?これならどうだ?」
俺は更に重力を上げてみるが、久々の高出力だから加減が難しい。そしたら皆倒れた、ヴァーリとオーフィスも落下した。今の重さは5トンはあるんじゃないのか、流石に上げすぎたと思って弱めようとしたら止められた。
「一誠、そのままでいい。我驚いただけ」
「そうか?ならいいんだが、ルシファー達は大丈夫か?」
「え、ええ。久しぶりの高出力の重力だったから気が抜いたわ。皆、この重力に慣れないといけないわよ」
ソーナ達は立ち上がろうとしていたが、人間界本家でよく重力を上げてランニングとか筋トレとかをしていたからな。やっと立ち上がろうとしたら地面が凹んだ、それと何故か恋姫と大江戸とIS各チームも来ていたらしいのか重力に耐えようとしていた。ヴァーリも立ち上がったが、俺は禁手化解除して基礎トレーニングでもしとけと言ったら了承して筋トレしていた。
「帰ってみるとグラウンドだけ重力が違うと思ったら一誠の仕業か」
「お帰りアグニ。全体をやると家が壊れてしまうからね、でもこの重力に慣れてもらわないと強くなれないと思ってな」
「確かに。そういえば次元の狭間に、何か人型が捨ててあったから拾ってきた」
重力を解除して、皆は休憩をしてからその人型を見た。これは古の神に作られたゴーレムで、機能停止状態で廃棄されたようだ。数は十から百くらいあったので、俺は技術班にこれの修理と改造を頼んだ。古の神は多分俺=創造神黒鐵だと思ったので、魔力を注ぐと動き出したが止まれというと止まった。
「アグニ、俺の事はいいからルシファー達の修業を頼む。ソーナ達もな」
「我が戻ってきたからには、手加減はしないけどいいよな」
「ああ、死ぬ寸前まで追い込んでやれ。回復はシャルロットがやってくれると思うし」
アグニはルシファー達の所に行き、地獄の鍛錬をおこなった。倒れては回復し、倒れればまた回復と繰り返しと言う無限ループを繰り返していた。俺は家に戻り、アスモデウスがいたリビングに行くとまだいた奏と優斗とアスモデウス。
「どうでしたか、鍛錬の状態は?」
「アグニが戻ってきたから地獄の鍛錬をしているだろう。優斗もオーラで分かるが強くなってるな」
「父さん程ではないけど、トレーニングルームで鍛えてたりベルゼブブに剣術を学んだりしてるよ」
「私も鍛錬は欠かさずやってますよ。今は二刀流になりましたけど」
奏が二刀流とはな、これも修業の賜物かな。ノーパ
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