第3章 リーザス陥落
第61話 魔人再来
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「……そう言えば、あの悪魔の通路でリターン・デーモンをぶっ倒したって言ってたな」
「ああ、そう言う事もあったな。……悪魔だろうが神だろうが、あの手の者は正直、な。……とと、フェリスにすれば同族を手にかけた……って事なんだな。悪い」
「馬鹿言うなって。あんな奴ら、なんべんでも、寧ろ殺してたってOKだ! 正直、あいつら 嫌いだったし。悪魔の癖に 女女って煩かったし、私の力も下げられてたら下級悪魔って事で、色々とパシられそうになったんだから!」
「ああ、なるほど……」
あの悪魔、リターンデーモンは、人間の女を好むし、何故かラレラレ石もあの同靴では多数あった。あの洞窟に人間の女が現れる事なんて、普通は無いし、どうやって、日頃の悪魔の欲求を解消しているのか?と思ったが、フェリスの様な下位悪魔を使うのだろう。
……色んな意味で性質が悪い。
「ま、ユーリがアイツ等ぶっ飛ばしてくれて、正直嬉しかったしね。スッキリした」
「はは、随分と仲間想いなんだな?」
「だから違う!」
楽しそうに色々話している内に、一行が戻ってきた。
ランスは、何処か不服そうだがある程度満足したのか、まんざらでもない顔をしていて。
かなみと志津香は、ため息を。ミリは十分と楽しんだ様で、笑っていた。
――……そして、ユーリ達を見て更にミリは笑う事になる。
「おいおい、こんな所で2人で乳繰り合っていたのか? ま〜 確かに青姦するにゃ、最適な場所だがな。モンスター共もいないし、それなりに明るいし」
ミリのその言葉が爆弾だった。
火種を呼ぶ〜所ではなく、火薬庫に爆弾を放り投げたも同然だ。勿論、導火線に火を付けた状態で。
「なっ!!」
「ええっ!!?」
「なにぃぃぃ!!!! こらぁァ!! ユーリ!! 貴様、オレ様のフェリスにナニしてくれてるのだ!!!」
志津香とかなみ、それだけでなくランスも。
ミリの言葉にそのまま反応してしまっている3人。シィルだけが、ただただ苦笑いをしていた。
志津香の踏み抜きやかなみも悲しそうな顔を見せて……。ランスも突撃してきたが、軽く回避しつつ何もしてない事を説明。フェリスも以下同文だった。
「ったく……」
「はぅ……」
色々と辱めを受けてしまったのは女性陣だ。ミリがお腹をかかえて笑っているのを見て、漸く悟った様だった。
「はぁ。私とアイツはそんなんじゃないから、安心しろって。って言うか、お前らも私とアイツが契約する所見てなかったっけ?」
「あ、う、うん。でも……」
「ふんっ……」
志津香はそっぽ向き、かなみは頭を掻いていた。ユーリ事になったら回りが見えなくなってしまうんだろう。視野も狭まるとか。
「はは、私も悪魔だが、女だしな。気持ちは判らなくも
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