プロローグ
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間にか消えていた。
「複数いるな・・あんな化け物がいるくらいだ。用心に越したことはない。臭い大丈夫かなぁ。」
木々が鬱蒼と生い茂る先は暗暗としていて、目を凝らしても様子を伺うことが難しい。
しかし、私の視力は2.5!数少ない自慢の長所だ。その視線の先、暗がりに蠢く人型の影を複数捉えていた。
先程は、よく分からない内に自滅?してくれたので助かったが、そう何度もホイホイ幸運が続くとも思えない。
ピリピリとした緊張感の中、"それら"は姿を現した。
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