Life17 再会の野良猫
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確かにイッセーが強く頼もしく成れたけど、貴方がいるだけでさらに安心できるわ!」
リアスと一誠は、本当に思った事を口にした。
因みに、士郎のタンニーンへの呼び捨ては、タンニーン自身が許可したからだった。
如何やら気に入られたらしい。
ただこれをサーゼクスにばれると、またまた面倒臭そうだと言うのが士郎が最初に思った事だった。
(ご主・・・・・・)
「オレもいるんだけどな」
「なっ!?」
「如何して!?」
後から出て来たモードに対して、驚きながらあからさまに嫌そうなリアスと一誠。
「この異変に最初に気付いたのはモードなんだ」
「むっ」
「如何して士郎が気づいてくれなかったのよ!」
「無茶な・・・」
モードと遭遇したくなかった2人は、露骨なまでに嫌がる。
(ご主人・・・・・・)
「別に感謝してほしくて駆けつけて来たわけじゃねぇから、安心しろよ?」
「クッ!」
「この〜!」
「またそんな事を・・・・・・・ん?」
士郎は一誠達と戦っていたと思われる者が、自分に視線を向けていることに気付いた。
そして――――。
「ご・・・主人・・・さま・・・?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?』
黒歌の言葉に、美猴と戦っているタンニーン以外の5人が虚を突かれるように固まるのであった。
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