『独り』
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僕は絶望の淵に居た。
其処に君が居た。
きっと君は僕を救ってくれる為にいたんだ。
此の背に得た深黒の翼。
失ったのは心だった。
心が疲れてたから調度良かった。
心なんて無くしてしまいたかったから調度良かった。
君を救えるなら僕は何だってしただろう。
もう、此の世に未練なんて無かったから、最期に君の為になったなら良かった。
僕は、此から君の見ていた景色を見る事になる。
其れは君も同じで、君も、もう此迄とは違う景色を見ることになる。
其れがどういうことなのか、知る由もなかった...
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