第三十三話 上村中尉!ディオラマも芸術だ!!その十五
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「あそこまで恥知らずじゃないからな」
「少なくとも恥は知ってるぜ」
「犯罪やって実刑喰らってまた国会で正義振りかざさないぞ」
「そこまで出来るかよ」
「それはわかる」
間仁藤さんにしてもというのだ。
「貴様等もそこまで腐ってはいない」
「そこまで腐ってたら顔に出るからな」
「人間生き方が出るんだよ」
「そいつにしてもどっかの左翼政党の徳島出身の元官房長官にしてみてもだろ」
「テレビのキャスターでもいるだろ」
何とかステーションで十八年司会をしていた元音楽番組司会者である。その後任のプロレス解説出身者もであるが。
「人間の顔は自分が作るってな」
「その生き方がな」
「生き方が腐ってる奴は人相が悪くなる」
「俺達そこまで悪相じゃないだろ」
「俺達は限度を弁えた屑なんだよ」
「例え屑でもな」
屑にもレベルがあるのだ、究極の屑ともなると汚い顔になるのだ。
「そこまで言うなよ」
「これは作者に言ってるけれどな」
「最近テレビとかでそいつが結構出て来てむかついててもな」
「そんなの書くなよ」
二〇一五年六月十一現在のことである。
「関西の恥だけれどな」
「というか大阪のな」
「まあそいつの話は置いておいてな」
「小林よしりんと喧嘩しておいてもらうか」
一時二人は犬猿の仲だった、今もそうであるかは知らない。
「で、俺達は今回も勝ったな」
「俺達は完成しているからな」
「時間通りに完成してこそだからな」
「当然と言えば当然か」
「確かにな」
間仁藤さんも忌々しげに答えた、そうするしかなかった。
「貴様等の勝ちだ」
「よし、今回も勝ったな」
「じゃあまた写真集とDVD買うか」
「そうしような」
「勝った後だしな」
「いつも通りあれやるか」
勝利のポーズ、それをというのだ。
そして実際にだ、二人でだった。
瞬時に白波立つ岸壁の上にそれぞれ腕を組んで仁王立ちしてだ、旭日をバックにして高らかに宣言した。
「正義は勝つ!」
二人が叫んだその瞬間に。
二人を落雷が直撃した、まさに晴天の霹靂である。
その落雷を見てだ、また妖怪達が話した。
「これもな」
「姫様のお怒りだな」
「やっぱり姫様もお怒りか」
「当然っていえば当然だな」
「そうだよな」
「うるせえ、こんなことでへこたれるか!」
「俺達は不屈なんだよ!」
諦めることを知らないというのだ、実際に二人はまだ立っている。
「落雷が何だ!」
「妖怪に嫌われても何だ!」
「次も勝つからな!」
「そしてまた写真集とDVDゲットだ!」
「そしてまた楽しんでやる!」
「金もボーナスで貰ってやる!」
金の出処は決して言わない、言えば悪田部にその瞬間に消されるからだ。
「そして何時かDT卒業だ
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