Fate/stay night
1124話
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から後回しにしてる、と?」
「ええ。アークエネミーを抜かせば、恐らく今回の聖杯戦争で最強のサーヴァント。そうである以上、アークエネミーと戦っている時にいらないちょっかいを出してくる相手がいると、一気に戦局が混乱するわ。そして、ちょっかいを出してくるだろう相手の最有力候補が魔術を使った絡め手を得意としているキャスターで、気配を殺す事に長けているアサシン、遠くからの遠距離攻撃を得意としているアーチャーなのよ」
「……2人の話を聞いていると、また見事なまでに相性の悪い相手だけが存在の確認をされてないんだな」
呆れたように呟く綾子の言葉に、確かに……と同意する俺と凛。
残っているのがセイバーやランサーなら近距離での武器だから、どうにでも出来る。
……ただし、遠距離攻撃用の宝具を持っていれば話は別だが。
ライダーは、その機動力を使って一撃離脱をする可能性があるから、ちょっと厄介ではある。
ただ、やっぱりキャスター、アサシン、アーチャーの3つに比べればまだマシだと言えるだろう。
「とにかく、そういう理由で今はまず残りのサーヴァントを確認しておく必要があるのよ。それが今日行く予定の柳洞寺って訳。綾子は悪いけど家で待ってて貰うわよ?」
「……頼まれてもそんな危険な場所には行きたくないよ」
そう告げる綾子。
綾子の性格ならそうだろうな……と考えつつ、起点の処理が終わった事もあって屋上を出ていくのだった。
「さ、まずは夕飯の準備ね。スーパーに寄ってから家に帰るわよ。腹が減っては戦は出来ぬって言うし」
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