27話
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ませて貰うっ!」
剣を 鞘に収め組手に持ち込む。さっきまでの打ち合いを想像してたのか驚く先生。だが遅い。腰を低くしそのまま足払い。先生の真下にそのまま移動した俺は背負い投げを決める。そして腰に差していた剣を抜き、倒れていた先生の前に突きつける。
「ぐっ!」
「はい、一本」
「すいません先生。でも「実践的な死合い」だからどんな形でもいいですよね?」
と、先生に殺気を放つ。
「・・・くくっ!いいだろう。お前の「勝ち」だ」
ふう、疲れた。1試合でこんな疲れるんじゃヤバイなぁ。能力使ってもいいけど、あまりに魔改造(自覚している)してたら絶対怪しまれるしなぁ。
と考え事をしつつ部屋に帰ろうとする俺をむんずと、誰かが肩を掴んで止めていた。
まあ織斑先生しか居ないんだけど。
「まて」
「え?もう試合終わったんじゃ?」
「ふふ。あんなに充てられたらまた闘志が湧いてきてな。もちろん「殺る」だろう?」
「あ、いやアレは威嚇といいますか。いやそんな木刀構えないでくださいよ。それになんか「やる」の言い方少しおかしくありませんでした?いやいや「いくぞ」って言われても、ってうわああああああ!」
もちろん、練習(という名の何か)を夜までしてました。
「・・・どうした枢木?」
「はっ!」
そうだそうだ。なぜこうなったかと言うと、普通に気に入られた?からだと思う。多分。
「ほら、構えろ」
「あ、はい」
と少し遅めの夏休み、広い体育館で俺と織斑先生はバシンバシンと竹刀で打ち合っていた。
「よしボテチのコンソメ、しょうゆ、しお、青のり、バター・・・こんなもんか」
そろそろ部屋の菓子も切れかけだったので補充しようと駅前のデパートへ足を運んでいた。あいにく一夏は居なかったが
別に気にせずに来ていた。
そして他にも買い足すものを思い出したのであれこれ移動していたら昼を過ぎていた。特に昼飯は減っていなかったのでそのまま寮へ帰宅しようと足を運んでいたのだが、
「結構買ったなぁ、なにか甘いものが食いたいな・・・あの店に行くか」
と@クルーズと書かれた店に入る。確か鈴とかセシリアがうまい店だと言っていたのだが、やはり人気でどこも人で溢れていた。そして持ち帰りでコーヒーとケーキを頼む・・ん?
「〜ケーキと〜コーヒーですね?少々お待ち・・・を?」
「えーっとシャルロット?なんで執事姿でここにいるんだ?」
「わあああああ!泰人??あ、あのあのあのね?こ、これには深い事情があって!」
と慌ててい
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