赤いボトル
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私の名前はユミと言います。源氏名ですけど。昼間は大学に通う学生ですが、夜はとある事情からデリヘル嬢をしています。この仕事をしていると本当にいろいろな方に出会います。なんでこんなことが楽しいのだろうと、全く理解できないことも多いです。この物語は、そんな理解不能な変態たちに夜な夜な私が買われてしまうお話です。
「いやああああああああああああああああ!」
もう嫌っ。なんなのこれ、一体なんなの。
「おらぁああああああっ。何やってんだお前、漏れちまってるじゃねえか! ちゃんとしねえか!」
「無理ですっ。こんなの入れたら死んじゃいます! お願いだからもうやめて下さい!」
「止められるかよ! 続けるんだ、もっともっと続けるんだ」
「だって、さっきから身体がビクビク震えて、止まらないんですよ! これ以上は本当にダメです!」
「うるせぇ! 言うとおりにしやがれ! 高い金払ってんだ、何がそんなに不満なんだっ」
「嫌です。怖いです。こんなの初めてで、私どうしたら……なんでこんなことするんですか!」
「気持ちいいからに決まってんだろうがっ。デリヘル嬢なら覚悟決めやがれ!」
「お願いです、止めましょうよ。他のことならなんでもしますから、本当にやめましょうよ!」
「ダメだ! これ以外は認めねえっ、絶対に認めねぇぞおおおおおお」
お客さんが顔を真っ赤にしてものすごく興奮している。本当に怖い。こんなことしたくないのに。
「……本当に、どうなっても知りませんからね?」
「くくく、それはこっちのセリフだ。お前に新しい世界を見せてやる」
見たくない、これ以上この人の世界を覗きたくない! でもやらないと怒るし……もう、どうにでもなれっ。
「い、行きます」
今、お客さんはベッドの上で仰向けになり、まるで赤ちゃんがおむつを替えられる時のような恰好をしている。さらに私にお尻を持ち上げさせているため、いわゆるまんぐり返しの男性版の状態だ。
「来い!」
お客さんがとても嬉しそうに叫んだ。
そして私は、手に持ったビール瓶のような大きさの”特大ハバネロボトル”を、ヒクヒクと期待に震える肛門に突き刺した。
「……っ……っ……っ……」
お客さんが声も上げずに体を痙攣させ始めた。怖い。顔を真っ赤にして、口から泡を吹いている。なんなのよ、これ。
「あが……あがががががが……うごっ」
どんどん痙攣が激しくなっていく。顔なんてもう、赤を通り越して黒くなってきている。
「あわわわわわわわっ」
私はどうしたら良いか分からずに慌ててしまう。余りにお客さんの姿が怖くて、体が震えてしまう。そのため、手元までガクガクと震えが走り、特大ハバネロボトルをぐりぐりと肛門に突き刺したまま揺らしてしまった。その振動でごぽりごぽりと中身がさらに大腸に注がれていく。
「あ
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