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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSURX其は天翔けて死報告げる凶風の化身なる者〜Chevaliel〜
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や、違う! 俺とお前の決着が今日、つくだけだ! カートリッジロード! イドフォルム!」
「お前にとって懐かしきアールヴヘイムで殺してやろうっていう俺の気配りを無駄にしやがって・・・!」
――
集い纏え
(
コード
)
、
汝の閃光槍
(
ポースゼルエル
)
――
――崩山裂砕――
“エヴェストルム”の神秘カートリッジを2発ロードすることで2つの穂に刻まれたルーンを起動、神器化させたうえで柄に埋め込まれている魔力増強の魔石2つに魔力を流し、数倍にして返還。そして、“エヴェストルム”の両穂に閃光系魔力を付加しての直接斬撃と、シュヴァリエルの粉砕力の高い竜巻を纏わせた“極剣メナス”による直接斬撃が・・・
「「おおおおおおおおおおッ!!」」
VS・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
其は善性より堕とされし風獄の堕天使シュヴァリエル
・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・VS
衝突した。互いに武器を弾き合い、俺はすかさず“エヴェストルム”をくるっと回してもう片方の穂による斬撃をシュヴァリエルに叩き込んでやる。奴の武器は2mの大剣。その一撃はあまりに強大。しかし懐に入り込まれると途端に邪魔な存在になる。何せ小回りが利かないのだから。
「効かんなぁ・・・!」
だが、俺の斬撃はシュヴァリエルの装甲に弾かれた。エラトマ・エギエネス。“堕天使エグリゴリ”が自ら組み込んだ新魔術だ。当初はただの機動力強化だと思っていた。しかしその実、神秘の強化という効果も有していた。ドーピングをした俺の神秘ですら届かないほどの高ランク。冗談じゃない。しかし・・・
(天空城レンアオムという、神器が数多く存在するここを戦場とすれば、俺はシュヴァリエルに勝てる・・・!)
「おらぁぁぁぁぁぁッ!」
斬り返された“メナス”の斬撃を後退することで回避すると、シュヴァリエルの左右に暴風の渦が発生。
――十裂刃風――
その渦が風の刃となって十字に放たれた。交差する地点に居れば面白いほどに真っ二つにされる。だが、その交差点に居なければ当たることは無い。まぁ、交差点は術者の意思で変更できるため紙一重を狙うと痛い目を見る。とりあえず上昇し、高低差の有利を取る。
(アイリとユニゾン中だとすると、シュヴァリエルを消し呼ばすような魔術は使えない。さぁ、どうするか・・・)
――
殲滅せよ
(
コード
)
、
汝の軍勢
(
カマエル
)
――
「
蹂躙粛清
(
ジャッジメント
)
!!」
威力を保ったままでの展開できる最大本数、2000本の槍群カマエルを発動し、眼下に居るシュヴァリエルへと100本ずつに分けて射出していく。今のカマエルには上級に使うような魔力と神秘を与えている。100本でも当たればそれなりのダメージを見込めるだろう。
そんな俺の猛
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