Another98 これからについて
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丈「肝心な時にいない」
すずか「今更ゲンナイさんにそんなの求めても仕方ないと思います」
全員【それはそうだ】
すずかの言葉に思わず納得した子供達であった。
ルカ「賢さんのご両親も日に日に窶れていきますからね…何とかしたいものですが」
ニュースを見る度に日に日に窶れている治と賢の両親の姿は赤の他人であるルカから見ても心苦しい。
アリシア「確かに昔のようには戦えないけど、何もしないでウジウジするよりよっぽどマシだよ。行こうよデジタルワールドに」
大輔「だな、アリシア。お前は100年に1回はいいことを言うな」
フェイト「(100年に1回って……)」
酷いとは思うが、敢えてツッコまないでおこう、本人も気にしてないようだし。
大輔「よし、行くか」
賢「今、デジタルワールドで妙な動きがあるのは…」
賢はデジタルマップを開いて、今デジタルワールドで妙な動きがありそうな場所を探す。
デジモンカイザー・一乗寺治との戦いが幕を開いた。
おまけ
去年の5月11日。
大輔の誕生日である。
大輔は自室に籠もって黙々とぬいぐるみを作っていた。
それも大量に。
アリサ「大輔、あんた何?この大量のぬいぐるみ?」
大輔「ああ、いやな。俺の親戚の子が風邪ひいて寝込んじまってな?お見舞いのお土産にぬいぐるみをやろうと思ってどんなのをやろうと思ったら…」
アリサ「大量に作ってしまったわけね…これだけ大量に作れば充分よ。そろそろ行ってあげなさい」
大輔「ああ」
大輔は忘れているかもしれないが、今日は大輔の誕生日。
今頃大輔の誕生日プレゼントのために駆け回っている仲間達の姿が浮かんだ。
食堂に行くと後輩達が日頃世話になっている大輔のために誕生日プレゼントを話し合っていた。
そのうちの1人は何故か大輔にブイモンのぬいぐるみを渡すようだ。
「おい、本宮先輩に渡すプレゼントってこれか?」
「そうだよ?」
「あんたね、本宮先輩にぬいぐるみはないでしょう」
「でも大輔先輩、ここ最近ぬいぐるみ作ってたし、ぬいぐるみ作りとか趣味なんじゃないかな?」
アリサ「(まあ、嫌いではなさそうだけど)」
「男にぬいぐるみをプレゼントってどうなんだ?」
「確かにね」
「あなた達は何も分かってないのね」
「は?」
「どういうことな
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