第四話 風間隊2
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「正隊員&B級風間隊結成おめでとーやっぱり隊服はいいねー」
いやいや、いいのは宇佐美ちゃんかわいさ。
その眼鏡に、その胸のサイズ。
これからの成長を楽しませてくれますね〜
私、宇佐美ちゃんについて玉狛に行けたらよかったのに・・・
「さてさて・・・我々の初任務は」
「防衛任務でしょ?いこっ」
「可憐ちゃーん、冷たいな〜」
可愛い子はいじめたい。
全力でいじめたい。いじめたい!
わかるか、風間さん、菊地原、歌川!!
まあ、きくっちーにはうってぃーいるし。分からなくてもアリ。
〜〜〜〜
それにしても、まさか防衛任務がこんなに退屈とは。
警戒区域を歩き回るだけ?マジ?うわ、ないわ。
風間さんはよく飽きないな〜
菊地原なんかバリバリ飽きてるよ。
歌川は真面目・・・
「如月先輩、ちょっといいですか?」
「歌川くん、先輩つけないで。慣れないんだ。」
歌川が困っている。
大丈夫、名前呼びはさせない。
君が名前呼びすべきはきくっちーだからな!!
「で、どうしたの?」
「風間さんに7対3で勝ったと聞いて・・・訓練させてもらえたら嬉しいです。暇な時で構わないので。」
「あ、歌川。それ、抜け駆け。ぼくもやりたいし」
歌川と菊地原、もっとしゃべれ、もっとしゃべれ!
私の欲を満たせ!!と、都合よくいかない。
「やってもいいけど、タダは嫌。女の子なら無償OKだけど」
「うわ、差別だ。ジェンダーだ。」
「今度、服を買いに行きましょう。本部の借り物で、対処しているみたいですし」
う、歌川くん・・・それは・・・
「どわあぁぁぁ!!それは歌菊に反する!!
歌川くんが菊地原くんに服をあげる王道だろうが〜!!
歌菊←風だし」
「如月先輩・・・」
「うわ、腐女子だった」
「リバはない、リバはなっ・・・痛い」
風間さんからチョップが・・・
ってまさか、心がただ漏れ?
やだ、変態じゃんただの。うわ・・・やってしまった。
「如月、次に騒いだら今日の奢りはなしだ。お前だけ自腹だ」
「・・・はい」
「うん、あのテンションで話しかけないで」
「すみません、服を買いに行くのは女性同士ですよね・・・」
いや、私が悪い。
仕方ないのよ、歌川は悪くない。
〜〜〜〜
俺は何かを間違えたか?
如月はあれから何一つ話さず、鋭い目付きで任務にあたる。
いいことだが、性格が変わりすぎな気がしてならない。
『門発生、門発生』
「うわ〜今更ですよ、風間さん」
「俺はあっちのバムスターを倒してきます」
如月はただその光景を眺めて、口を開かない。
『騒いだら』というのは喋るなという意味ではない。
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ