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その手で引き金を引け!!
第四話 風間隊2
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勘違いされている。

「如月、話していいんだぞ?お前はどうする」

「・・・はっ!すみません、気楽にしないと。狩れるものから行きますね」

大丈夫か、あれは。

〜〜〜〜

私ったらやだわ。
元々目付き悪いし、言葉使い荒いから明るく笑うように特訓したけど、気を抜くと忘れる。
風間さんは私の要望通り、スコーピオン、弧月をつけてくれた。
おかげで、弧月が今までのクレイモアの代わりになる。
バムスターの弱点を一撃で仕留めたり・・・

「・・・あ」

菊地原の横に二体のバムスター。
でも今、彼は他のバムスターを斬ったばかり。

「ちっ・・・テメー耳がいいくせに囲まれてんじゃねぇよ、クズが!!」

つい、スコーピオンが脆くなる覚悟でバムスターの目まで伸ばして斬った。
・・・あ、これが影浦がやった技?

「・・・え、今の如月の声だよね?声のトーンが一気に低くなったよ」

菊地原、助けたんだし許可なく呼び捨てか。

「いつも声優さん向きな声だなって思ってましたけど・・・今の、如月先輩の声ですか?」

「なるほど、それが素か」

『おわー、ビックリした〜』

・・・あれ、素が出てた?
あはは、やってしまった。
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