Another97 カイザーとの邂逅
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
空「いないわ!!」
大輔「どうやら逃げられたようですね。まあいい、マスターティラノモンのリングを…」
漆黒の輪を破壊しようとマスターティラノモン達に歩み寄ろうとした瞬間、マスターティラノモン達が粒子化した。
全員【なっ!?】
タケル「何で!?確かに相当なダメージだったけど死ぬようなダメージじゃ…」
大輔「まさか…」
カイザー『そうだよ、役に立たないデジモンはすぐに始末出来るようにウィルスをイービルリングに仕込んでいたのさ』
投影機からカイザーの音声のみが聞こえる。
大輔「やっぱり!てめえふざけんな!!」
カイザー『何を怒ってるんだい?たかが役に立たないプログラムデータをいくつか消去しただけじゃないか』
全員【なっ!?】
デジモンをただのプログラムデータとしてしか見ていないデジモンカイザーに絶句する大輔達。
カイザー『それにデジモンは始まりの町とやらでデータを復元出来るんだろう?なら別に構わないだろう?消去されるのが遅いか速いかの差さ』
ヒカリ「デジモンにだって心があるのよ!!それを…」
カイザー『馬鹿だね、“心”?そう見えるようにプログラミングされているだけさ。デジタルワールドは人間がいたから出来た世界だ。ならその人間で優れた存在たる僕がどう扱おうが勝手だろ?』
光子郎「何と言うことを…」
太一「俺はお前を絶対に許さないぞデジモンカイザー!!そのツラをいつかぶん殴ってやる!!」
太一の叫びに全員が同意した。
大輔はこれからの戦いは一筋縄では行きそうにないと思ったのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ