外伝 シンフォギアG編
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「まって、落ち着こう?無実、わたし無実だからっ!鞘走らないで、ね?」
斬っ
「ぎゃーっ!?」
「安心しろ、峰打ちだ」
「まさか、味方の攻撃でやられるとは…がくぅ…」
スチャと翼が前に出て刀を構えマリアと対峙した。
「うちのバカが済まない事をした」
「そうね…いいわ、許してあげる。だから今日はこれくらいにしましょう」
どこからとも無く閃光弾が打ちあがり辺り一面を白色に染め上げる。
「伏兵!?」
その閃光にまぎれながらどこからとも無く現われた輸送機にとびのってマリアは逃げていった。
今回の廃病院で出くわした為に響たちが捕まえていた重要参考人。先のソロモンの杖移送の際に死んだはずのドクターウェルも、残り二人の装者に助けられる形で逃走。完全に姿をくらませていた。
ピッピとスキニルブリッジのコンソールを叩く。
「うーん、さすがにD装甲。あれくらいじゃビクともしないねぇ」
と先日、甲板で戦った時に観測されたて上がってきたデータを見ているミライ。
「D装甲?」
と聞き返すのはいつものあおいさんだ。
「デュランダル装甲。略してD装甲」
「は?」
「デュランダルから供給されるエネルギーで装甲を被って強化する。デュランダルだからこそ出来る船体の強化システム」
「もう理解する事を止めるわ…」
あおいさんが考えるのをやめた。
「使い方が分っていればいいだけすものね。携帯電話やパソコンと一緒です。その中身を理解する必要は無い」
「まぁいいわ。それより、いいの?時間」
「へ?」
「リディアン音楽院の学園祭に響ちゃん達から誘われてたんじゃないの?」
「ああっ!?」
忘れてたと叫ぶミライ。
「はい、これ」
「なんです、これ」
差し出されたのは最近良く見るあれだ。
「リディアン音楽院の制服」
「うぇええええ!?」
あおいさんに強引に着せられたまま時間も無いとそのままリディアン音楽院へ。
校門を潜るとなぜか頬を膨らませた未来と響に迎えられた。
「おっそーいっ!」
「ご、ごめん…」
「未来ってば余りにもミライちゃんが来ないからずっとそわそわしっぱなしだったんだよ?」
そう言って吹き出しそうになる響。
「ひ、響っ!?そ、そんなんじゃないからねっ!ぜったい、違うんだからっ!」
「またまた〜」
「響〜」
前回の事件でリディアン音楽院はカ・ディンギルの直下であった事で崩壊した為に急遽借り受けた中世的な建物を校舎に改装しての学校での文化祭。
あの惨事を忘れたいのか、忘れようとしているのかとても賑やかだ。
色々と見て回った後に連れてこ
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