5部分:第五章
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会で預かりらしいな」
「凄い話になってるわね」
「後任の顧問は井上先生らしい」
天野はこのことも告げた。
「どうなるかな」
「とりあえず破天荒だけれど意外と繊細だし高寺先生よりはずっといけそうね」
「そうだな」
最後は現実の話をして終わる三人だった。聞いたことにできる現実の話を。だが聞かなかったことになる現実については覚えてはいても噂はしても表には出さないのだった。あくまでなかったことになっていた。以後三人が茂みで何かをしようとすることは決してなかった。
茂みの音 完
2008・6・9
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