解決の時間(2016/03/31 一部修正)
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
覚が完全には戻ってないみたいで立ち上がれそうにないです」
「顎の先端を思いっきり蹴られてまだ30分も経っていないからな。意識を取り戻し、上体を起こせるまでに回復しただけでも驚くべきか?何はともあれ、立てないのなら誰かが肩を貸すしか――――」
烏間先生がそこまで言うと同時に、俺は両サイドに現れた悠馬と龍之介によって立ち上がらされた。
「イッキが立てない原因は俺にあるからな」
「磯貝が肩を貸すなら身長的に考えて俺が手伝うべきだろ」
「・・・・・・悪ィ」
面倒を掛ける申し訳なさから呟く様に謝罪すると、俺の呟きは出撃組の全員に聞こえていたみたいで、ほぼ全員がニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべていた。
ってか、お前ら全員無駄に耳が良くね!?ヘリのローター音も五月蠅いし、普通なら今の呟きとか聞こえないだろう!!
………何はともあれ、俺は悠馬と龍之介に運ばれる形で自衛隊の大型輸送ヘリCH‐47Jに乗せられ、病欠組と看病組が待つホテルへと戻った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ