第一章 A級風間隊
第二話 風間隊
[8]前話 [2]次話
原作ワールドトリガーは読んだからC級になって初めてやることぐらいわかる。
そう、いきなり仮想戦闘訓練。
元々私、攻撃手だから。クレイモアを玉狛で作ってもらえたら泣ける。
そういうわけにいかない。まずはB級に早く上がり、お金を確保すること。
それにしても騒がしい。
「強化聴覚の副作用がいるらしいぞ」
「耳がいいだけだろ?」
ニヤリ。
菊地原士郎と同期か。アリだわ。
この世界に来る前から思ってたけど、歌菊よね。
本人には言わない。かわいそうだから。
「君、次、番だよ。中学生?」
菊地原に話しかけられた。
確かに150cmで小さいが中学生と言われるのはちょっと・・・
とりあえず、しかめっ面で返事。
中学生じゃないことに気づいたらしいが、謝罪なし。
まあ、まずはバンダーを倒してからにしよう。
捕獲用兼砲撃用トリオン兵。
弱点は目。
さすがに空閑より早く仕留めたらダメだから、狙うは1秒。
スコーピオンを選んだから、楽に行けるはず。
スパン・・・
『・・・1.06!?』
ちゃっかり舌打ち。
あくまで1秒を狙ったのに、余分な数字がある。
さぁ、菊地原くん、私に先程の謝罪をなさい。
あ、目をそらした。
あのやろ・・・とりあえず万能手になり炸裂弾とスコーピオンでいつか斬るわ・・・またはメラゾーマよ、メラゾーマ。回避率はアボイド並みで。
〜〜〜〜
とりあえず訓練は満点。あとはランク戦で稼ぐだけ。寝ずに狩りこんだら、B級になれるかしら。
徹夜でレベル上げするみたいに。
「お前か。迅が言っていた別世界からの少女は。」
この声は・・・風間さん!!
158cmの星。菊地原とくっ付け!!
「な、なんですか?」
「俺の作る部隊に入れ」
わー、ストレート。
A級になれば給料+討伐で金が入る。
いいかも。ただ問題が・・・
「実は・・・部隊で動くのは得意じゃないんです。」
「個人A級を目指すか。別に部隊での動きには今から慣れればいい。」
いや、そうじゃなくて、私は・・・
風間さんより強い自信があるんです。
あまり物語を変えたくもない。
「それに城戸さんからの命令があるはずだ」
風間さん、それは反則技だ。
反則だ、それ。
しかし命令を守るのも確かに大事だ。
金なし、家なしではいく宛がない。
「くそ〜旅人なら苦労しないのに。鰐肉とか・・・」
「はぁ・・・」
「あ、風間さん。私、眼鏡女子のわりには性格荒いし、怒ると何しでかすか分かりませんが、よろしくお願いします。ちなみにスコーピオン、弧月、炸裂弾を装備したいです。」
目指すはパーフェクトオールラウンダーだし。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ