ドキドキ・リュウゼツランド 後編
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フィアは誰かターゲットを見つけようと辺りをキョロキョロしている。
「あ!!」
ソフィアの視線がある人物たちを捉える。そこにいたのはなぜか走っているジュビアさんとルーシィさん。ソフィアは2人にターゲットを決めたのか、そちらに向かって走り出す。
というか、ジュビアさんはグレイさんとリオンさんと『ラブラブスライダー』に行ったんじゃなかったのか?なんでルーシィさんと一緒にいるんだ?
「ホッ・・・ソフィアのターゲットにならなくてよかったぁ」
シェリアはレオンの後ろから現れ、胸の前に手を当てホッと胸を撫で下ろす。そんなにシェリアが嫌な魔法なのに、女性陣には人気って・・・どんな魔法なんだ?かなり気になるぞ。
「ジュビアさ〜ん!!」
「?」
俺がそんなことを考えていると、ソフィアは口もきいたことのないはずのジュビアさんに向かってダイブする。いきなりほとんど知らない少女が目の前に飛び込んできたため、ジュビアさんはギョッとしている。
しかし空中に浮いているソフィアが止まるはずもなく、ジュビアさんの胸に飛び込もうとした刹那突然、
ガンッ
「「キャッ!!」」
「「「「「!?」」」」」
2人をピンク色の何かがかっさらっていく。目の前でいきなり人が・・・しかも2人も消えたため俺やウェンディ、さらにはルーシィさんも驚愕の表情を浮かべる。
「い・・・今何が起きた?」
「わ・・・わかんないけど・・・」
「何かにジュビア姉とソフィアが拐われたような・・・」
「2人はどこにいったのかな?」
俺、ウェンディ、レオン、シェリアは何が2人を連れ去ったのかわからずにいた。とりあえず状況を確認したかったので2人のいなくなったポイントであるルーシィさんのいる場所へと行ってみる。
「うわぁ!!やっぱりジュビアさんもいいお胸!!」
「きゃっ!!ちょっと!!どこ触ってるんですか!?」
「いいじゃんいいじゃん!!女の子同士なんだからぁ」
「あなたの触り方は女の子じゃありません!!」
ルーシィさんのところに向かっている最中どこからかそんな声が聞こえたが、今のってジュビアさんとソフィアだよな?どこから聞こえたんだ?
「ルーシィさん!!」
「シリル!!ウェンディ!!それに蛇姫の鱗のシェリアとレオン!!」
ルーシィさんの元までやって来た俺たち4人。ルーシィさんはこちらに気づくと俺たちの方を向く。
「もしかしてさっきジュビアに抱きつこうとしてたのってマーメイドの・・・」
「そうですよ」
「やっぱり・・・」
ルーシィさんはジュビアさんと一緒に消えたのがソフィアだと知り苦笑いする。いきなり知らない女の人に抱きつくソフィアはたぶん男性陣からすれば尊敬の対象になると思う。
「ってそ
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