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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ドキドキ・リュウゼツランド 後編
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る。

「なんだろう?あれ」
「さぁ?」
「“愛”だね」
「てかあれ・・・猫?」

ウェンディがその様子から何があったのか俺たちに聞いてくるがよくわからない俺とシェリアは誤魔化しながら返答する。そんな中ソフィアだけはゴッツイリリーを見て目を点にしていた。

「で?実際何があったの?」
「実はな・・・ククッ」

レオンはよほど面白かったのか口元に手を当て笑いを堪えながら話し始める。
さっきレオンとラウルが見に行った『餌やりショー』。そこでは本来水族館の担当の飼育員が魚たちに餌をやりながら自由自在に泳がせ観客たちにその姿を見せていくというものなのだが、今日はその担当者が急用でこれなくなってしまったらしい。
本来ならそれで中止になってしまうところなのだがその話を聞いたハッピーが「オイラがやってあげるよ!!」と言って任せられることになったらしい。
だがハッピーが立候補した理由はなんと水族館のお魚たちを食べたかったかららしく、いざショーになるとハッピーが餌を大量に撒きまくり、結果として凶暴な種類な魚たちに追いかけられたらしい。
シャルルとリリー、セシリーやガジルさんやレビィさんも餌やりに巻き込まれたのだが、追いかけられるハッピーたちを助けようとガジルさんが鉄竜棍で魚たちを撃退していると、リュウゼツ水族館の裏番長である巨大な白魚?にハッピーもガジルさんも全員吸い込まれたらしい。
そんなことがあったからシャルルとセシリーはプンプンし、リリーは悔しがり、ハッピーは謝罪していたらしい。
だけどお客さんには好評だったからラウルやレオンは大爆笑しているのだった。

「魚に食われる猫かぁ・・・少し見たかったかも」
「ソフィアまでそんなこと言うんだ・・・」

ソフィアはその話を聞いて頭の中で想像してみたらしいが、普段食べられる側の魚が猫を食べるというシュールな光景に思わず口元を押さえていた。
結局ハッピーたちはこれまた魚にいいようにやられて落ち込んでいるガジルさんたちの方へと歩いていく。ラウルも同じエクシードとして仲良くなったのか、人間の姿からエクシードの姿になるとハッピーたちと一緒に歩いていってしまった。

「ラウルもハッピーたちと仲良くなったんだね」
「同じ猫同士、話があったんじゃないの?」

離れていくラウルたちを見てそう話すシェリアとレオン。レオンも戻ってきたということで、俺たちは5人で遊ぶことにした。

「何して遊ぶの?」

バナナボートを返してきた俺がそう訪ねる。水遊びはかなりやったから飽きてきたし、5人でやれることって何かあるかな?

「ふふ〜ん♪そこはソフィアにお・ま・か・せ☆」

ソフィアはそう言うと胸を覆うビキニの中をまさぐり始める。それを見てシェリアがレオンの、ウェンディが俺の目を急いで押
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