025話
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イコロを上へと投げたポズン、太陽に重なってから地面に落ちたサイコロは数回バウンドしてから出目をあらわにした。5と1。
「5対5、フィールドは砂漠フィールドとなります!ではいでよチェスの駒!!」
フィールドと人数が決定しまずは相手となるチェスの駒のメンバーを呼び出すポズン、そしてARMによって出現してチェス、だが現れたのは少々小太りな少女と不気味な表情と風貌をした男。明らかに二人、5人ではない。
「二人しかいねぇじゃねぇか!!!」
「ぎゃあああ!!!そんな筈はぁあああ!!!??」
二人しか居ないので思わず思わずポズンを踏みつけるギンタ、そんなギンタへと少々焦った様子で声を掛けるジャック。指を指す先には先日も子供たちと遊んでいたアッシュがまた子供たちと遊んでいた。
「おっとごめんね、これで三人。そして四人目のキャンディスね」
アッシュが指差す先にはボンデージファッションを身に纏ったグラマラスで仮面を付けた長髪の女性がいる、その耳にはナイトのピアスが付けられている事からアッシュと同じく13星座のメンバーだと思われる。そして最後の5人目は最後になったら出てくるとのこと。
「んでこっちのメンバーは、勿論俺ギンタ!」
「俺も行こう」
「俺もだ」
まずギンタ、ジーク、アルヴィス。メルの主力となっているメンバーの参加に周囲の人たちの期待と安心の声が響く。彼らならきっと勝ってくれると信じている、そして4人目はナナシ。最後の一人ジークが出るという事でドロシーが前に出ようとするがそれをスノウが止めた。
「ちょっとまさか出る気なの?砂漠よ砂漠、相性的に悪いわよあんたと」
「んっ!!」
「………ハイハイ解りましたって、どうぞご自由に」
「は〜い!後私〜!!」
最後にはスノウがドロシーの意見を押しのけて参加を決めた、メルのメンバーも出揃いポズンがアンダータを発動させようとした瞬間周囲の空気が死んだ。ギャラリーの人々が口をパクパクとさせながら白の屋根を指差した。太陽に近い位置には深い闇があった。チェスの駒、司令塔ファントム、再びそれが姿を現したのだ。
「良くここまで来たね君たち、ルークも半端なビショップも出さないよ。ビショップの中には最もナイトに近い三人がいるんだけど」
ファントムの視線の先には小太りな少女と妖しげな魔術師のような男がいる。
「そこに居る二人はね、その三人の中の二人なのさ。ナイトに最も近い三人のうちの二人。そしてナイトが三人、全員ラプンツェルなんかより強いから、頑張ってね♪」
「ファントムッ♪」
ラプンツェルより強い、その言葉を身に刻み戦いを如何進めるべきか考えようとした瞬間黄色い声が上がった。それはナイトの一人、キャンディスが上げた声だった。仮面を外した下に合ったのは眼帯を
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