第3章 リーザス陥落
第57話 レッドの町の戦い・決着
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事を返す間もなく、到達するる。
狙いは首筋。2つの首を同時に狙っていたのだ。
「ぶーぶー! まずは2人ぶー」
遠目で、ニヤニヤと笑っていたフレッチャーは、そう言っていたが。
“がきぃぃぃんっ!!”
明らかに人を斬る音ではなく、金属音が周囲に響き渡った。
「……後ろから、無粋な真似はするな。彼女達には彼女達の戦いがある。……オレが相手になってやろう。……死神」
「………」
自らの一撃を防がれた。
それは、如何に洗脳されている状態でも一瞬表情を歪めていた。
そう、天井から降りてきたのは、リーザスの赤い死神 《リック・アディスン》
リーザス最強と謳われている赤の将軍だ。
「ゆーっ!?」
「こっちは大丈夫だ。……が、コイツで手一杯。他は頼むぞ、志津香!」
「う、うんっ!!」
志津香は、手助けをと考えていたが、まだ敵は多い。そして、個々の能力ではこちらの方が勝っているが……、数はまだまだ向こうが上。……奥にもまだ異様な雰囲気を醸し出している男が2人いるのだ。
「ぶーー!? まさか死神を止める男がいるとはぶー!」
確実に2人を殺したと思っていたのだが、閃光の如き速度で間に入って捌いた男がいたのだ。そして、死神を確実に止めている。
「ちっ、ぶー! ボウ、リョク!」
「はっ!」
「我々が片を付けます」
2人は素早い動きで、戦陣を突き進むと暴れている女戦士達に拳を向けたが。
“がずっ!!”
その両方の拳は止められた。2つの掌で……。
「ほぅ……強そうなのが来たな? ……一番強そうなのは、ユーリが相手をしてるから、肩透かしか? と思ったが 中々骨がありそうだ」
「貴様ッ……」
「ふん、初撃を防いだのは中々やるが、まさか貴様、我々にたった1人で挑むつもりか? 我らは世界最強のフレッチャー様の弟子だぞ」
拳を素早く引き下げ、後ろに飛んで距離を取る2人。そして、姿勢を低くし、構える。
「無手か。……なら、オレも無手で相手をしよう」
清十郎は、そう言うと構えた2本の刀を鞘へと戻した。
「我々相手に、拳闘で挑む、というのか! 舐めるのも大概にしろ!!」
ボウは1人、突っ込んでいくが……。
清十郎はその拳の軌道を正確に読むと、頬に掠る程の最小限の動きで、躱すと……。
“ずがんっ!!”
固く作られた清十郎の拳。それが正確にボウの側頭部を捉えた。
「がっ!!」
「ほう、衝撃を逃がしたか。……武闘家と言うのは間違いない様だ。……が」
カウンターで決まった一撃だったが、手応えが思った程なかったのだ。あの直前、首をひねり、衝撃を逃がしたのだ。
そして、清十郎は腕を振り……再び構
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