第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第二十五話《ストーリーが思いつかない時はお餅つこう!》
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日のお昼ご飯は、腕によりをかけて作ったからね!ほっぺた落っこちないように気をつけなよ!」
「本当に?俺、姉ちゃんが作ったやつを食べるの初めてだな〜〜」
と、言いながら料理に目を落とす。
見た目は、とても美味しそうで、母親が作ってくれるいつもの食事にとても似ている。これが、普段からそばで手伝いをしていた成果なのだろうか。
俺は、期待に胸を膨らませながら一口、口へと料理を運び、賞味する--------間も無く、思考回路が吹っ飛んだ。
バフン!!!
「なっ!ナンジャコリャ!!!」
俺は、破壊的な味に体全体の空気を抜かれたようになり、つい言っていた。
そう、どうやら姉ちゃんは料理が下手らしい。
しかし、そんなことを考える前に、失言「ナンジャコリャ」を誤魔化さなくてはいけない。姉ちゃんを残念な気持ちにはさせたくないから。
「ナンジャコリャ!!!め、、、めちゃくちゃ、、、、ウッ!!!」
ゲロりかける。
「う、美味いじゃん!!!美味すぎて気絶しそうだよ!!!うわー!ナンジャコリャ〜〜!!!」
と、言って、料理を口に流すように入れて、噛まずに飲み込む。
姉ちゃんは、何も知らずに笑って俺を見ていた。どうやら、気づかれずに済んだようだ。
「美味しいなら、良かった!でも、ちゃんと噛んで食べないと、喉につっかえるよ!」
「うおぉぉぉぉぉおお!!!」
全力で食べた。
* * *
「ぷはー食べた食べた!ウッ!!!」
ゲロりかける。
それを、見た姉ちゃんは、笑顔で言った。
「まったく、あんなに猛スピードで食べるから〜」
俺は、なんとか笑う。
「は、ははは!いや〜美味しすぎたから、つい」
俺が、そうやって笑っていると姉ちゃんは、ふと立ち上がり、言った。
「たまには、二人で散歩にでも行ってみようか!」
それに対し、俺は、「突然どうした?」と思ったが、断る理由もないので、それに同意した。
「よーし!それじゃ!丘の上まで競争!!!」
姉ちゃんは、颯爽と走り出す。俺は、慌ててそれを追う。
「ちょっ!待ってくれよ!!!」
俺と姉ちゃんは、丘を登りきり、両親が出かけている少し離れた村を見た。
「お父さんとお母さんは、何してるんだろうね!」
俺も、その言葉を聞いて、不思議に思った。
「そうだよな、なんで、今日は連れて行ってもらえなかったんだろ?」
「うーん」
姉ちゃんも、首を傾げて考えていた。
その時だった。村の中心から巨大な火柱が上がった。
ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!!!!!!!!
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