Another94 闇に堕ちる時
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ん達はそんな干渉なんてしませんし。一応設計図は頭の中にありますので」
設計図のデータディスクは念の為の物だったので大して慌てるほどの物ではない。
しかしそのデータディスクが悲劇を生むことになるとは知らず。
そして治は自宅に戻ると、母親の言葉を無視して賢の部屋に入ると机の中を荒らしていく。
その中から1枚のディスクを取り出した。
このディスクには賢が選ばれし子供のために製作していた最新型デジヴァイスの設計図である。
狂気に満ちた表情でディスクを自室に持って行き、パソコンを起動させる。
治「僕は…天才、選ばれた特別な存在…そんな僕に出来ないことなんてない…!!」
デジタルワールドに行くにはデジヴァイスと言う鍵が必要。
鍵が無いなら造ってしまえばいいと治は設計図と不思議なアドバイスを元に自身のオリジナルを加えて最新型デジヴァイスを製作していく。
賢が最新型デジヴァイスの製作に成功した。
それは前世で大輔達が愛用した最新型デジヴァイス・D-3であった。
何とか大輔達の分の製作は完了し、次は聖竜学園生徒全員の分だ。
…道は果てしなく遠い、そしてしんどい。
賢「よし、ゲンナイさんに押しつけるとしよう」
ゲンナイに押しつけようと部屋を出ようとした瞬間、はやてが息を切らして、部屋に駆け込んできた。
はやて「賢兄!!大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変大変なんやああああああ!!!!」
賢「はやて…何があったんだい?」
はやて「賢兄のお兄さんが行方不明に…一乗寺治さんが姿を消したらしいんよ!!」
賢「兄さんが行方不明?そんな馬鹿な」
はやて「嘘やあらへん!!ほら!!」
はやてに新聞を渡され、それを見ると、確かに一乗寺治行方不明と書かれ、両親が号泣していた。
賢「嫌な予感がするな…」
賢の嫌な予感は的中する。
一乗寺治はデジモンカイザーとして君臨し、デジタルワールド支配を目論む悪として戦うことになるのであった。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ