暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
33話 ラストアタック
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!(電気を圧縮圧縮ゥ!!」

 伊吹が叫ぶと槍が空気と空気の摩擦熱を起こし、プラズマが槍に発生した
 改めてフォニックゲインが便利だと再認識した
 プラズマを帯びた鉄の槍はでとても熱くなっている
 常人なら持っているだけで皮膚が焼きただれて肉が溶けるが、伊吹は焼きたてのお芋を持っている感じだ

「そーしーて〜」

 伊吹は槍を右手の手のひらが痛くなる程強く握り
 大きく右足を前に踏み込んで右足で地面を蹴ると少し前に浮き
 体を右に360度回転させて左足で着地した瞬間に右腕を大きく振りかぶり
 襲いかかってきたアルカノイズ目掛けて

超電(レール)磁砲(ガン)!!」

 ビュンッ!、という槍が風を切り裂く音と共にアルカノイズを何十体も貫いた
 槍はもの凄い速さでアルカノイズを何十体も貫き、ビルに、ドゴォン!、という音をたてて突き刺さった
 槍に当たらなかったアルカノイズも居たが、伊吹が右足で真下のコンクリートをつつくと

 コンクリートにヒビが入り、そのヒビは前にも左にも右にも広がった
 ビルの下のコンクリートにヒビが入る事はなかったが、アルカノイズの足下にはヒビが入っていた

 伊吹は右足を上げて真下のコンクリートに右足を振り落とした
 一瞬でヒビが入ったコンクリートに亀裂が入いり、地面は崩落を始めた
 倒し残しのアルカノイズは崩落した地面に落ちていった

 伊吹は少しやり過ぎたと反省し、ビルに突き刺さっている槍を見ると
 アルカノイズは居ないが、槍の真下にはアルカノイズだった炭が積もっていた

クリス「おーい!...ッ!」

 アルカノイズを殲滅しようとしているクリスは轟音に気付き
 轟音が聞こえた場所に飛んでいった。轟音が聞こえた場所にはポツンと立っていた伊吹が居た
 巨大なクレーター、 前方後円墳のような形の巨大なクレーターだ。それは異常だった
 それとは伊吹だ。伊吹の左半身には黒い雑音のようなオーラが

「ん?...クリスか、どした?鳩が豆鉄砲をくらったような顔して」

 クリスの声が聞こえたからクリスに振り返った、が
 鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしている。どうしたんだ?
 伊吹は首を右にかしげ、伊吹の口は黒い雑音の所のみ口を吊り上げている
 
 仮面を着けているだけでも感じる悪寒。全身に稲妻が迸るように鳥肌が立った
 半分だけが人間で半分だけは化け物。伊吹なのにそう錯覚してしまう程の悪寒と錯覚
 伊吹の黒い雑音のようなオーラは一瞬で消えて伊吹は元に戻った

「おーい、聞こえてるか?...あ、無視?放置プレイ?それは止めてくれよ」
クリス「........あ、ああ...」

 動揺を隠せないクリスだった。伊吹の暴走時は戦った事があるが
 異様な
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