閑話――写真
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千冬と白雪と朱乃につけて貰いたいな。
その3人なら必ず似合うだろうし。
意外感を求めるなら恋、白音、黒歌かなぁ……
束?
なんか、微妙そうだわ。
「私たちは今ハーレムを築いてるわけですよ」
「そーですね」
語り始めた理子に俺はやり投げな間の手をしながらうどんを啜る。
だって、なー
エロ写真って言われたって、そう言うの間に合ってますし。
相手が言ても、エロ本等のエロ関係のモノは別バラだ!ってやつもいるけど、俺は相手がいれば満足して要らなくなるタイプだ。
それに、相手が複数いるのにそう言うので性欲を発散させることに俺は少し罪悪感を感じてしまう。
てなわけで、俺はあまり乗り気じゃない。
本当にエロ写真をとるのなら。
「だからね、シーくんに侍ってる感じの写真を撮ってみたいわけですよ」
「――――は?」
マジで、何言ってんの、この娘。
いや、何でウンウンと頷いてんの?束?
なるほど、って感じで頷くなよ、黒歌。
あんたら、反応おかしいよ。
普通は、千冬や白雪みたいに唖然としたり、恋みたいに頬を少し赤く染めたり、白音みたいに恥ずかしがるもんだよ。
おかしいだろ。何侍ってる写真て。
普通侍られてる側から撮りたいなんて言うもんじゃないだろ。
「というわけで、第25回眷属内総選挙―ハーレム写真撮影―を行いまーす!どんどんぱふぱふー!」
「いぇーい!」
と、束が言い、理子が乗る、そして遠い目をする俺。
正直言ってこのノリについていけないんだが。
「じゃ、賛成の人!」
バッ、と手を挙げたのは二人。
提案者の理子と束。
そして普通に黒歌が手を挙げ、遠慮しがちに白雪が手を挙げた。
驚きの目で白雪を見ると――
「ちょっとだけ憧れてて…………」
と伏せ目がちに宣いました。
憧れるもんなんかね……
これで、4人。
家は、8人だから、ちょうど半々。
同数となると引き分けとなってしまうため、家長である、俺がいる方が可決されるという嬉しいことがおこる。
最初は代表を決めて1対1の模擬戦で決定することにしてたが、家じゃ俺が一番強いため、意味を成さなくなり、その次にじゃんけん対決になったわけだが――
束と千冬と恋が無双した。
束と千冬と恋曰く、出す前の手の動きで相手の出すのがわかるらしく、話に成らなかった。
どんな反射神経してんだよって話だが……
一応、黒歌が本気で仙術やらで幻を作り出して五メートル近く離れてやれるか、俺が手の形を判別出来ないように手を炎の塊に変えてやれば何とかじゃんけんに持ち込めたが、じゃんけんとして有りなのか分からなくなったため、廃止
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