Episode 2
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
とりさん、何をしに来たんですか?」
母親に問われたゲンは。
「僕は狼男を追ってきたんです」
ゲンは恵理子にMAC本部への同行を求めるが、突如現れた恵理子の父親に制止された。
ガスン!──ゲンは父親に顔面を殴り飛ばされた。
「恵理子が狼男だと!? 恵理子は恵理子だ! 帰れ! 帰ってくれ!」
追い返されたゲンはMAC本部の司令室にいた。
そこに鉄太郎がやってくる。
鉄太郎はゲンが狼男を取り逃したことを咎める。
「その女性が本当に狼男だという確認はまだ取れてないんだぞ」
「ですが、十中八九──」
「迂闊に決めるものではない! お前のそのやり方が父親やその女性をどれだけ傷つけたか考えてみろ。お前だっていきなり百子さんが狼男だと言われたらどうする?」
「迂闊でした」
「昼間狼男が出ないという保証はない」
河原家の見張りをしている白川隊員と交代するよう命じる鉄太郎。
その頃、恵理子の父親は部屋に閉じこもる恵理子が苦しんでるのを発見する。
カーテンを開ける父親だが、しかし、日光を浴びると恵理子は苦しみだした。
そこへ母親が現れ、「恵理子はは病気なんですよ」と、父親を追い出す。
「可哀想な恵理子、お母さんが付いてるからね」
恵理子の手が狼に変わる。
「血が足りないのね? そうだ、お母さんの血をお飲み。お母さんのなら、誰も何も言いやしないわ」
恵理子は首を横に振る。
「お母さんじゃ、歳を取ってるから駄目なのね。若い女の人じゃないと駄目なのね」
部屋の外からそれを聞く父親。
中から唸り声がするのを聞いてドアをこじ開ける父親。
部屋に入った父親だったが恵理子は一足先に部屋を出ていた。
見張りをしていた白川隊員を襲う星人。
「やめろー!」
父親が白川隊員を助ける。
星人は牙で父親に怪我をさせて逃走した。
「待て!」
ゲンは銃を手に星人の前に出た。
「撃たないでくれ! お願いだ! 撃つのだけはやめてくれ!」
星人を庇う父親だったが、しかし、駆けつけた隊員たちに銃で撃たれた星人は巨大化する。
マッキー二号で攻撃するMAC。
父親は星人の足下へ行きMACに攻撃を止めるよう叫ぶ。
しかし、星人は口から強風を放ち、その勢いでマッキー二号を撃墜。
墜落先にはマックロディが。
それを見たゲンはレオに変身。
マックロディを救出したレオは、星人と格闘する。
レオに噛み付く星人。
牙をへし折ったレオはその牙を星人に投げつける。
飛び立とうとする星人だが、しかし、エネルギー光球でそれを阻止。
最後はレオキックで星人を破壊する。
駆けつける父親の前には無残な姿になった星人の亡骸が。
「恵理子……」
泣きじゃくる父親。
レオが空を見上げた刹
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ