機動戦士ガンダムSEED編
第21話
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うも言っていられない。念の為アークエンジェルの様子を見てみると、戦闘ヘリが艦の周りを飛び回り機銃やミサイルで攻撃し、また前方の陸上戦艦からの砲撃に晒されている姿が見えた。
が、アークエンジェルはイーゲルシュテルンやヘルダート、バリアント等の兵装を使いこれを迎撃しており、またムウの駆るスカイグラスパーも戦闘ヘリを相手に空中戦を仕掛けており、正に一進一退の攻防と言える戦いを繰り広げていた。
あれならオレ達が離れてもそう易々と墜とされはしないか。なら、バクゥの迎撃に行かせてもらおう。
「キラ。それぞれであいつ等を叩くぞ」
『はい!』
キラの返事を聞いた瞬間オレはスラスターを噴かしバクゥのいる方へと突っ込んで行く。オレのジンとキラのストライクを視認したバクゥ達はレールガンやミサイルをこちらに向け撃ってくるが、それを最小限の動きで避けながら左手に突撃機銃を持ち敵に向け発射する。
だがあちらも銃弾を滑るようにして回避し、五機の内三機がオレを取り囲むように陣形を組んだ。
囲まれてすぐに腰に帯刀してあった重斬刀を握り、三機の内一機に突進を仕掛ける。そのバクゥはレールガンを撃ちながらオレと一定の距離を保とうとしているのかこちらが接近していく毎に後方に下がっていく。他の二機の援護射撃もあり中々距離を詰められず、敵の射撃を回避していく。
面倒だな。これは時間を掛けてオレを潰す算段か?あまり時間を掛け過ぎるとキラとバルトフェルドの戦いが始まってしまうぞ。……なら
「直感」
精神コマンドを使い、今度はスラスターの出力を先程よりも上げて再度バクゥへ突撃を仕掛ける。
バクゥはレールガンをこちらに放つが、それを微妙に機体を動かしながら直進したまま回避。そして突撃機銃を腰にマウントしナイフを取り出してバクゥ目掛けて投げつける。
ナイフは見事バクゥの頭部に突き刺さり、相手が怯んだ隙に敵に飛び乗って直接突撃機銃の銃口を胴体に付けながら引き金を引く!
頭に突き刺さったナイフを回収しながら火花を散らしながら倒れる機体から離れてすぐにコックピット内にも衝撃がくる程の爆発を起こしてバクゥは跡形もなく消え去った。
その時こちらへ向けて大量のミサイルが発射された。突撃機銃でそれ等を迎撃するが、幾つか銃弾をすり抜けこちらに迫ってきたためその場から離れる。
砂漠へと着弾したミサイルは次々と爆発していく中、重斬刀を握りながらミサイルがやってきた方向に向け移動を開始する。
すると、向かう先に一機のバクゥがいた。さっき撃墜した奴と同じような戦法をとるかと思ったが、そのバクゥは頭部の両側からビームサーベルを発生させてそこから飛び上がりすれ違いざまに切り捨てるつもりかこちらに突進してきた。
だが、甘い!とオレは機体を沈み込ませ、バクゥ
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